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本作を「少女マンガだけどリアルな物語」だと感じたという黒島は、「糸真ちゃんから小動物っぽい印象を受けたので、リスみたいなわちゃわちゃっとした動きができればなって思いました」と役作りを語る。原作者のいくえみから再現度120点と評された高杉は「小瀧くんと一緒にいくえみ先生に電話して。(弦と和央を)黒王子、白王子といった言い方をされていたので、どういう意味か、などを伺いました」と撮影前のエピソードを明かした。
糸真たちの同級生・国重晴歌役の川栄は、劇中でのキャンプのシーンを挙げ「あまり高校生活が楽しめなかったので、ほんとに楽しかったです」と笑顔。小瀧も同意しながら「バドミントン、バーベキュー、花火といった青春が凝縮したような生活でした」と回想し、晴歌の中学の同級生・金沢雄大を演じた市川に「金やんがいなかったらキャンプもごろっと変わってたかもしれないね」と話を振る。それに対して市川は「最終的に糸真の背中を押すのは金やんなんで、必要不可欠な存在ですね」と自らの役の重要性を説いた。和気あいあいと話すキャストに「皆キャラクターのポイントも押さえてくれて、現場でもこのままなんです」と篠原は温かい目を向けていた。
続いて“主役”を意味するタイトルの「プリンシパル」にちなみ、人生で自分が主役だと感じた瞬間についての質問が。黒島が「変な感じになっちゃうんですけど……」と前置きをしつつ「ちゃんと出汁から取って、おいしいお味噌汁ができたときです」と遠慮がちに挙げると、反対に小瀧は胸を張りながら「実家に帰ったとき。家族に大人気なんです」と言い切り、高杉はマイペースな様子で「ゲームで無双してるときに、この世界では僕が主人公だって思います」と述べる。また、弦の姉・舘林弓役の谷村が「3時くらいが主役だなと。誰もいない道を歩いているときですかね」と話すと、小瀧は「ただ1人生き残った女みたいだ」と関心を寄せた。
最後に小瀧が「ドキドキワクワク、またほろ苦くもある青春がギュッと詰まったこの映画を日本中に、いや世界に! 届けていきたいです」と観客に語りかけイベントを締めくくった。
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