大泉洋は“探偵はBARで寝る”？リリー・フランキーが暴露

「探偵はBARにいる3」のジャパンプレミアが本日10月24日に東京のT・ジョイPRINCE品川で開催され、レッドカーペットイベントに大泉洋、松田龍平、北川景子、リリー・フランキー、前田敦子、監督の吉田照幸が参加した。

「探偵はBARにいる」シリーズは、東直己の小説「ススキノ探偵」シリーズをもとにしたサスペンス。今作では、大泉演じる探偵と松田扮する高田が、北川演じるモデル事務所のオーナー・マリに翻弄され大きな事件に巻き込まれていく。

レッドカーペットを歩きステージに上がった大泉は、観客に向けて「沿道の皆さん、ありがとうございます。大泉洋、大泉洋でございます」と選挙風に挨拶。その後にマイクを握った松田は、「やりづらい……」とぼやきながら「3までやれると思ってなかったので、こうやって皆さんのおかげで続けることができてうれしい」とファンに感謝を述べる。

リリーから「この日のために洋ちゃんのおばあちゃんが徹夜でジャケットを作って……」と衣装をいじられた大泉は「あなた、訴えますよ!? これだけ主役としてきらびやかな服を着てきたのに、『おばあちゃんちのピアノにかかってる布みたい』なんて言って。前田敦子なんて『古着ですか？』って聞いてきたんですよ。スタイリストがどんな思いで持ってきたと!?」と反論。前田が「素敵です」と返すと、会場で笑いが起こった。

大泉は本作について「今までは派手なアクションで血が出たり、乱暴なエロスもあったんですけど、そういうものは一切排除しました」と断言するも、観客からは「えー」と残念がる声が。そこで「エッチなの観たかったんですか？ でも志尊（淳）くんのお尻が出てきますので、それを楽しみにしていただければ」と違う見どころをアピールする。また謎の美女・マリを演じた北川は「拳銃をぶっ放すシーンがあって、気持ちよくやらせていただきました。本当に気持ちよかったんです」と撮影を回想した。

現場での思い出を聞かれたリリーは「タイトルにちなんで洋ちゃんとバーに行ったんですけど、彼は30分で寝たんですよ。だから次の日はバニーのいる店に行ったんですが、そこでも寝てまして。『探偵はBARで寝る』じゃないですか！」と暴露。それを受け大泉は「びっくりした、やっぱりバニーの話をしたか……」とたじろぐ。また多忙なスケジュールの中、疲れながらもロケ地・北海道に向かっていたという前田が「私がホテルに着くとき、いつも大泉さんがちょっと酔っ払って待っててくれたんです」と語ると、リリーが「それ気持ち悪いですよ。優しさを超えてるよ」と口を挟んだ。

「正直1、2作目よりも面白いと言われたい気持ちはありました」と言う吉田は、「ヒロインの北川さんが、謎の女役とは言え女性の方に共感を持っていただけるようなキャラに映ればいいなと思っていました」と狙いを明かす。続いて大泉は「3は今までよりもさらに大人な魅力がある。一番大きいのは、今回探偵がヒロインと一線を越えてしまうっていうのが……」と言って、ファンを唖然とさせてしまう。しかし「若干お客さんが引いたんですけど……（笑）。まあ見方によっては、越えてないって言う方もいる。まあ一線を越えるの、流行ってますからね」と笑いに変えた。また「松田くんは、僕が拷問されるシーンが好きみたい」と言う大泉に、松田は「大泉さんがつらければつらいほど面白い」と返していた。

終盤には、昨日北海道で初雪が降ったことから、大泉が人工降雪機を使って東京のファンへ“初雪”をプレゼント。そして「今回は女性の方も楽しめるデートムービーになっているので、彼氏を連れて観に来ていただければ。彼氏がいない方は、お友達と来ていただければと思います」と挨拶し、イベントは終了した。

「探偵はBARにいる3」は12月1日より全国でロードショー。

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