88歳ホドロフスキーが新作公開に向けてメッセージ「私はもう死にかけている」

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アレハンドロ・ホドロフスキーより、新作「エンドレス・ポエトリー」の日本公開に合わせてメッセージが到着した。

アレハンドロ・ホドロフスキー

アレハンドロ・ホドロフスキー

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「エンドレス・ポエトリー」ティザービジュアル

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ホドロフスキーのメッセージは「私はもう88歳で、死にかけている。間もなく肉体は滅びる」という書き出しから始まる。そして「私は映画で、多くの観客を惑わせるのではなく、自覚させたい。芸術は人に向かって扉を開き、その中に人は自己を見出す。私たちは檻にとらわれて多くのものに惑わされる。だが、意識には名前も、年齢も、国籍も、性別もない。自由を望めば自由になれるんだ」と続き、「映画館のスクリーンの前で意識を覚醒してほしい。芸術の言葉を受け取ってほしい」という呼びかけで締めくくられた。

このメッセージ動画の完全版は、東京・アツコバルーで開催中の特別展「映画『エンドレス・ポエトリー』公開記念 特別企画」で観ることができる。同展ではホドロフスキーと妻パスカル・モンタンドン=ホドロフスキーの共作ドローイングを展示中だ。

「エンドレス・ポエトリー」

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「エンドレス・ポエトリー」は、ホドロフスキーの自伝的作品「リアリティのダンス」の続編。クリストファー・ドイルが撮影監督を務め、ホドロフスキーの末息子アダン・ホドロフスキーが青年時代のホドロフスキーを演じた。第30回東京国際映画祭の特別招待作品として10月26日に上映され、Q&Aにアダン・ホドロフスキーが登壇する。劇場では11月18日から東京・新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、UPLINKほか全国で順次公開。

アレハンドロ・ホドロフスキー コメント

私はもう88歳で、死にかけている。
間もなく肉体は滅びる。

私は映画で、多くの観客を惑わせるのではなく、自覚させたい。
芸術は人に向かって扉を開き、その中に人は自己を見出す。

私たちは檻にとらわれて多くのものに惑わされる。
だが、意識には名前も、年齢も、国籍も、性別もない。
自由を望めば自由になれるんだ。

映画館のスクリーンの前で意識を覚醒してほしい。
芸術の言葉を受け取ってほしい。

映画「エンドレス・ポエトリー」公開記念 特別企画

開催中~2017年11月5日(日)東京都 アツコバルー
開館時間:月曜・日曜 11:00~18:00 / 水曜~土曜 14:00~20:00
※火曜休館
入場料:500円

第30回東京国際映画祭「エンドレス・ポエトリー」Q&A

2017年10月26日(木)東京都 EX THEATER ROPPONGI
開場 11:35 / 開映 12:05 / 終演 14:45(予定)
<登壇者>
アダン・ホドロフスキー

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(c)Pascale Montandon-Jodorowsky

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