吉村界人と若葉竜也が宇賀那健一の監督作「サラバ静寂」で共演、特報解禁

「黒い暴動▼」の宇賀那健一がメガホンを取った「サラバ静寂」に吉村界人、若葉竜也が出演していることが明らかに。あわせてメイキング特報がYouTubeにて解禁された。

本作は宇賀那が脚本と企画も担当した“静かなるノイズミュージック映画”。娯楽が禁止された世界で、音楽に出会った若者たちの姿を描く。主人公ミズト役に吉村、相棒トキオ役に若葉が扮している。そのほか父に俳優の浅野忠信、母に歌手のCharaを持つSUMIREが本作で映画デビューを飾った。

吉村は「主人公ミズトは、作品の普遍でありストーリーテラーをしながらも、絶え間なく人生に枯渇した様な空気が流れて来るように考えました。共演した竜也、SUMIREの青い炎であろうと思いました」とコメント。若葉は本作について「同世代の監督、同世代の俳優、同世代のスタッフ。若い映画屋達のエネルギーが溢れてる。低予算だけど……」と語っている。映像には吉村のインタビューのほか、本編映像、撮影風景など切り取られた。

「サラバ静寂」は2018年1月27日より、東京・ユーロスペースほか全国で順次ロードショー。

※本文中▼は黒塗りハートマーク

吉村界人 コメント

監督とは知り合いでしたので、やっと一緒に映画をできるんだ、と瞬間的には歓喜しましたが、その倍以上に冷静で、ちゃんと成し終えないと、という気持ちが押し寄せてきました。宇賀那監督、プロデューサーと三人で身を焦がしながら、渇望してました。今、静寂してる時間はなかったので。主人公ミズトは、作品の普遍でありストーリーテラーをしながらも、絶え間なく人生に枯渇した様な空気が流れて来るように考えました。共演した竜也、SUMIREの青い炎であろうと思いました。

若葉竜也 コメント

同世代の監督、同世代の俳優、同世代のスタッフ。若い映画屋達のエネルギーが溢れてる。低予算だけど……。監督の宇賀那健一とは何年も前から知り合いで、一緒に自主映画を撮ったりしてたので、信頼していたし感慨深いものがありました。役を理解した！という「自惚れ」が一番怖いので、ワンシーン、ワンカット丁寧に話し合いながら撮影しました。面白いものになっていると思います。低予算だけど……。