映画「
1983年に創設されたブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭は、ファンタジーやホラー、SF、スリラーなどのジャンル映画を上映する映画祭。シッチェス・カタロニア国際映画祭、ポルト国際映画祭とともに、世界三大ファンタスティック映画祭の1つに数えられている。
同映画祭への出品が決定した「インコンプリート・チェアーズ」は、才気あふれる椅子職人・九条新介が“人体で1脚の椅子”を作るさまを描くR18+のハードコアスラッシャー。SNS上に掲載されている九条の作品は、どれも洗練されており、問い合わせが絶えなかった。しかし九条は、作品に魅せられ、連絡してきた人々を工房に招き入れ、容赦なく殺害。殺した人間から、椅子の“素材”を集めていたのだった。
ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭のプログラマーであるクリス・オルゲルトは本作について「社会風刺として捉えることも、私たちの生活を支配する行き過ぎた消費主義への批評として捉えることもできるだろう。あるいは、理想の椅子を人々のために追い求める主人公が、血しぶきの中でもひたむきに突き進む姿を、純粋に楽しむこともできるだろう」とつづっている。
宇賀那はこのたびの発表に際し「SNSに渦巻く言葉の暴力を、実際の暴力に置き換えた本作がどんどん拡散されていきますように」とコメント。九条役の一ノ瀬は「人間をバラバラにして椅子を作る映画が海を渡ってどういう届き方をするのか楽しみです」と期待を込め、「関係のない人間に、正義を盾に攻撃をして、悦に浸って、飽きたらまた別の対象に。当事者たちは、自分がこの映画の題材にされていることに果たして気づけるんでしょうか」と問いかける。また、プロデューサーの鈴木祐介は「現地の観客の皆さまに作品をご覧いただき、会場が大いに盛り上がることを願っております」と伝えた。4人のコメント全文は後掲している。
「インコンプリート・チェアーズ」は上映中。
※「インコンプリート・チェアーズ」はR18+指定作品
映画「 インコンプリート・チェアーズ」本編映像(工具は清潔に編)
映画「 インコンプリート・チェアーズ」本編映像(置き配にしろよ編)
クリス・オルゲルト コメント
宇賀那健一監督の本作は、社会風刺として捉えることも、私たちの生活を支配する行き過ぎた消費主義への批評として捉えることもできるだろう。あるいは、理想の椅子を人々のために追い求める主人公が、血しぶきの中でもひたむきに突き進む姿を、純粋に楽しむこともできるだろう。
宇賀那健一 コメント
「魔法少年☆ワイルドバージン」「Love Will Tear Us Apart」に続いて「インコンプリート・チェアーズ」で、またブリュッセル国際ファンタスティック映画祭という素晴らしい映画祭に戻ってこれてとても嬉しいです。SNSに渦巻く言葉の暴力を、実際の暴力に置き換えた本作がどんどん拡散されていきますように。
一ノ瀬竜 コメント
ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭で「インコンプリート・チェアーズ」が上映されること、とても嬉しく思います。
人間をバラバラにして椅子を作る映画が
海を渡ってどういう届き方をするのか楽しみです。
関係のない人間に、正義を盾に攻撃をして、
悦に浸って、飽きたらまた別の対象に。
当事者たちは、自分がこの映画の題材にされていることに果たして気づけるんでしょうか。
鈴木祐介 コメント
このたび、ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭のオフィシャルセレクションに選出いただきましたことを、大変光栄に存じます。
これまでホラーやアクション映画を数多くプロデュースしてまいりましたが、本映画祭にて初めて選出いただけたことを心より嬉しく思っております。
現地の観客の皆さまに作品をご覧いただき、会場が大いに盛り上がることを願っております。
宇賀那健一の映画作品
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曲がり角。 @tttyyy_eznkio
人を材料に椅子を作る職人の映画って、なかなかパンチ強い。怖いけど、監督のコメント読んでると単なるホラーじゃないっぽい。海外の人はどう受け取るんだろう。
https://t.co/9QJSTY70qc