「3月のライオン」後編の特別試写会が、本日4月13日、東京・スペースFS汐留で行われ、キャストの
初めにマイクを握った神木は「皆さんこんにちは。今日は暖かい、ぽかぽかした日で……」と挨拶する。ほんわかとした口調に会場から笑いが起き、「え、天気合ってるよね!?」と慌てる神木。それに便乗し、高橋も「今日は非常にぽかぽかしていますね」と挨拶をまねてみせ、イベントは和やかな雰囲気でスタートした。
羽海野チカの同名マンガを実写映画化した「3月のライオン」は、神木扮する17歳のプロ棋士・桐山零が、3姉妹との交流やライバル棋士たちとの対局を通じて成長していくさまを描いた作品。神木は撮影中のエピソードとして、高校教師・林田高志役の高橋がカップ麺を食べるシーンが多かったことを挙げる。「監督が何度も長回しで撮影するので、すごい量を食べていらして」と神木がねぎらうように話すも、高橋は「スタッフさんがカメラの向こう側で、常にカップ麺の替え玉を用意していて(笑)。でもカップ麺大好きなんで期待してました」と余裕の表情。神木は感心しながら「一口が大きかったですよね!」と高橋に声をかける。
また年上ということで“人生の教師”でもある高橋に、神木は「どうやったらこんな素敵に生きられるんですか?」と質問。高橋は「抽象的だなあ」と困りつつ、「神木さんはそのままでいい。撮影中の姿は本当に桐山そのもので、役としてそこに存在できるというだけでも稀有なこと。だから神木さんは神木さんのよさを十二分に。これ以上僕から言うことはありません」と述べて深く頭を下げた。さらに神木が「色気ってどうやって出すんですか!?」と尋ねると、高橋は「今度はすごい具体的!」と驚く。「まあ意識しないことですよ」とサラリと答える高橋に、会場から拍手が。神木は「意識しないで出すって、すごいなあ」と羨望の眼差しを向けていた。
3姉妹の次女・川本ひなた役の清原は現在15歳。そんな彼女に、高橋からアドバイスが送られた。「女優さんであれば、日常的なことがどんどん薄れていく可能性がある。なので普段の生活で生きている実感をキャッチしていくといいのでは」という高橋の言葉を受け、「そういえば監督にも『過ごしている日々を楽しんでください』とおっしゃっていただいたんです」と清原。同様のアドバイスを寄せたことで、高橋と大友は固い握手を交わす。また神木が「もし15歳の頃の自分に会えるなら『モテたいって言ってるうちはモテないぞ』って言ってやりたい」と発言すると、清原は即座に「勉強になりました!」と感謝した。
前編では棋士たちの対局が中心に描かれていた「3月のライオン」だが、神木は「後編は女性も戦ってるなという印象です」と語る。大友も後編について「みんな自分の大切なものを見極めて戦おうとしていく。心の中に秘めたライオンたちが後編で姿を現しますよ!」と期待を煽った。
「3月のライオン」前編は全国の劇場で上映中。後編は4月22日に封切られる。
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- 「3月のライオン」公式サイト
- 「3月のライオン」後編 予告編
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