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菅田将暉が初の主演男優賞獲得を喜ぶ「地道に大切にやってよかった」

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左から菅田将暉、「セトウツミ」監督の大森立嗣。

左から菅田将暉、「セトウツミ」監督の大森立嗣。

第26回日本映画プロフェッショナル大賞の授賞式が本日4月13日、東京・テアトル新宿にて行われ、主演男優賞に輝いた菅田将暉が登壇した。

監督や脚本家、プロデューサーといった映画人のほか、宣伝関係者、映画評論家、編集者などが選考委員を務める同賞。「セトウツミ」「溺れるナイフ」での演技が評価された菅田は、歓声に包まれながらステージに上がり「プロフェッショナルと名の付いた主演男優賞をいただけて光栄です。『溺れるナイフ』では金髪の男子高校生、『セトウツミ』では黒髪の高校生。もうそろそろ高校生役ができなくなりそうな僕ですが、今のうちに学生服を着て作品が撮れて幸せ。1カット1カットを必死に、地道に大切にやってよかったです。たくさんの出会いがあった作品なので、最後の最後にこういう賞がいただけて感無量です」としみじみと喜びを口にした。

主演男優賞を受賞するのはこれが初めてだそうで、菅田は「別格に重い。主演をちゃんと張る、真ん中にいてお客さんの前に立てるってありがたいこと。そんな中で賞をいただけるとは思ってもいなかったので驚きの喜びです」とコメント。そしてプレゼンターとして出席した「セトウツミ」監督の大森立嗣は「10日間くらいで作ったので、お客さんがいっぱい入ってくれてびっくりしたよね(笑)」と菅田と笑い合い、「菅田くんは勘がいい。『これ違いますよね?』と自分でセリフを修正する能力があるんです。主演男優賞にぴったりだと思います」とお祝いの言葉を贈った。

舞台には新進女優賞に輝いた「ちはやふる」2部作や「溺れるナイフ」の上白石萌音、ロマンポルノ作品「風に濡れた女」の間宮夕貴も登壇した。上白石は「『ちはやふる』と『溺れるナイフ』という、奇しくも呼び名が同じ“カナちゃん”の役で賞をいただけたことをご縁に感じています。新進という言葉に恥じぬよう、これからも誠実に役に向き合ってお芝居をしていきたいです」と挨拶する。間宮は「ずっと2番目の女として生きてきたのでこの賞をいただけてうれしいです。この作品に出会って1番目の女になれたかなと思いますし、自分の世界を広げてもらえました」と喜びの声を上げ、同作を手がけた塩田明彦について一言求められると「隠れドS!」とコメントして笑いを誘う。続けて「現場では全員を引っ張ってくれる。どんなにあざだらけになってもすべてを捧げようと思うような監督です」と語った。

また「リップヴァンウィンクルの花嫁」で主演女優賞を授与された黒木華は、都合により授賞式を欠席。「これからもこの作品を胸に、1つひとつ丁寧にがんばっていきたいと思います」というメッセージが代理人によって読み上げられた。

なお映画ナタリーでは、授賞式全体の模様を追ってレポートする。

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