田中絹代特集で「愛染かつら」「恋文」など19本上映、活弁や生伴奏付きの回も

田中絹代の没後40年に合わせた特集上映が、1月4日から2月3日にかけて東京・神保町シアターにて開催される。

250本を超える映画に参加した田中の出演作19本を紹介する本企画。溝口健二、小津安二郎、成瀬巳喜男の監督作のほか、映画も主題歌も大ヒットを記録したメロドラマ「愛染かつら」前後編、65歳でベルリン国際映画祭の最優秀女優賞を受賞した「サンダカン八番娼館 望郷」、日本人女優として初めてメガホンを取った田中の初監督作「恋文」などがラインナップされた。なお、サイレント作品「非常線の女」「恋の花咲く 伊豆の踊子」は、ピアノ生伴奏や活弁付きの上映となる。詳しくは劇場の公式サイトで確認しよう。

没後40年 女優・田中絹代

2017年1月4日（水）～2月3日（金）東京都 神保町シアター
＜上映作品＞
「銀座化粧」
「マダムと女房」
「愛染かつら」前後編
「楢山節考」
「夜の女たち」
「サンダカン八番娼館 望郷」
「恋文」ほか
料金：一般 1200円 / シニア 1000円 / 学生 800円
※サイレント作品「非常線の女」「恋の花咲く 伊豆の踊子」は1500円均一