ヒッチコックにダグラス・サーク、木下惠介など洋邦メロドラマの特集上映が開催

「愛と哀しみの迷宮 メロドラマの深き谷を歩め」と題された特集上映が、1月28日から2月24日にかけて東京・シネマヴェーラ渋谷にて行われる。

これは、メロドラマ上映団体のキス・マイ・ステラ・ダラスとシネマヴェーラ渋谷のコラボ企画で、洋邦のメロドラマ26本を上映するもの。「私が結婚した男～だめんず美女の迷い道～」「Shotgun Melodrama!!!～煮つまり続ける男女関係～」「幾時代ありまして～女のメロ自慢～」「『君の名は』から遠く離れて～60年代松竹メロドラマのドープネス～」など2本立ての各々にテーマが設けられている。

ラインナップには“メロドラマの巨匠”と称されるダグラス・サーク監督作「わが望みのすべて」、アルフレッド・ヒッチコック「断崖」、1人の女の数十年にわたる愛憎を描く木下惠介「永遠の人」、各国の映画祭で上映されスタイリッシュな映像が評価された「夜の片鱗」などが並ぶ。

愛と哀しみの迷宮 メロドラマの深き谷を歩め

2017年1月28日（土）～2月24日（金）東京都 シネマヴェーラ渋谷
料金：一般 1500円 / シニア、会員 1100円 / 高校・大学生 900円 / 中学生以下 500円
※「あなたの目になりたい」「感傷的な運命」は1本立て1100円。そのほかはすべて2本立て

＜上映作品＞

Shotgun Melodrama!!!～煮つまり続ける男女関係～

「高原の情熱」
「猟銃」

我が命尽きるとも～夭折メロドラマ味くらべ～

「愛の勝利」
「麥笛」

池端父子の退廃～上原謙と加山雄三～

「幸福はあの星の下に」
「乱れる」

幾時代ありまして～女のメロ自慢～

「別れて生きるときも」
「永遠の人」

メロドラマの「北風と太陽」～D・サークとJ・M・スタール～

「わが望みのすべて」
「模倣の人生」

「君の名は」から遠く離れて～60年代松竹メロドラマのドープネス～

「京化粧」
「花の咲く家」

どうせ二人はこの世では…～メロドラマにおける愛と死の弁証法～

「銀心中」
「湖の琴」

それでも、なお…～諦念と抒情～

「みれん」
「夜の片鱗」

女ひとり～司葉子の受難～

「愛情の都」
「妻という名の女たち」

私が結婚した男～だめんず美女の迷い道～

「断崖」
「ガス燈」

メロドラマは踊る～オフュルスのエレガンス～

「忘れじの面影」
「たそがれの女心」

恋は命がけ～憎さ百倍の法則!?

「密会」
「濡れた逢びき」

特別上映作品

「あなたの目になりたい」
「感傷的な運命」