「滝を見にいく」「恋人たち」に続く企画第3弾、「東京ウィンドオーケストラ」予告

「東京ウィンドオーケストラ」の予告編がYouTubeにて公開された。

この映画は、沖田修一の監督作「滝を見にいく」、橋口亮輔の監督作「恋人たち」に続き、松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画プロジェクト第3弾として製作されたもの。「神奈川芸術大学映像学科研究室」の坂下雄一郎がメガホンを取った。中西美帆が主演を務め、ワークショップで選抜された新人俳優たちが出演している。

鹿児島・屋久島で撮影された本作は、町役場の女性職員・樋口と、彼女のミスで島に招かれたアマチュア楽団員の姿を描くハートウォーミングコメディ。このたび公開された予告編には、トップ楽団“東京ウインドオーケストラ”と間違われたアマチュア楽団“東京ウィンドオーケストラ”の面々が、島へ上陸。自分の失敗に気付いた樋口は、「このまま本物ってことで行きましょう！」とだまし通すことを提案する。

今回、プロジェクトの“先輩”にあたる沖田からコメントが到着。「登場人物たちが、大人なのに、まるで子供のようでした。いざとなったら、案外そんなものかもしれません。不思議とそれが可愛らしくもあります」と語った。

「東京ウィンドオーケストラ」は2017年1月14日より鹿児島・ガーデンズシネマで先行上映。1月21日から東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。