これは、文芸誌・月刊J-novelで連載中の西川によるエッセイ「映画にまつわるXについて」から、「永い言い訳」に関するエピソード10編を集めたもの。“開始二時間でネジがぶっ飛ぶ五歳児”“獣のような七十五歳のカメラマン”などに囲まれ、「こんなにも自分が信じられなくなった経験は、監督になって以来初めてだった」と振り返るほど悪戦苦闘したという制作過程の様子がつづられている。
「永い言い訳」は、妻の事故死を他人事のようにしか受け取れない人気作家・津村啓こと衣笠幸夫が、同じ事故で母を失った遺族との交流によって変化していく姿を描いたヒューマンドラマ。本木雅弘が主演を務め、その脇を深津絵里、竹原ピストル、池松壮亮、黒木華、山田真歩が固める。
映画「永い言い訳」にまつわるXについて
実業之日本社 2016年7月7日(木)発売
価格:324円
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- 「永い言い訳」公式サイト
- 映画「永い言い訳」にまつわるXについて | 実日ブックス -文芸-
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