「
本作は、18年前に死んだはずが突然戻ってきた伯母・未来子から、「実は私が本当の母親だ」と聞かされた女子高生・果子の成長をつづるひと夏の物語。小泉は本作の台本を読んだ際に「これは私にしかできない役かもしれない」と直感したことを明かし、「監督はもともと演劇の人で、普通の映画監督とは違う発想がある人。また新しいちっちゃい石を投げられるのかなと思って参加しました。それはできたと思います」と独特の言葉選びで手応えを語った。
二階堂は出演理由について「いつか小泉さんと親子役でご一緒できたらと思っていたので」と説明し、小泉との共演を「ドキドキしました。すごく優しくてカッコよくて、小泉さんの生き様を現場で感じることができ、とてもいい時間でした」と振り返る。また小泉から「ふみちゃんは若いのにしっかり映画を支えていて。初めから最後までふみちゃんがリードしてくれたので、とても頼もしく甘えたいような気持ちです」と温かな言葉が贈られると、はにかんだ表情を浮かべた。
2016年1月から3月にフジテレビ系で放送されたドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」に主演した高良は「さっき小泉さんに『月9観てたよ』って言われて。『ああ……はい』みたいにしか言えなかったんですけど……でも本当にうれしかったんです!」と弁解。小泉が「めちゃくちゃハマってましたから!」とにっこり笑いかけると、高良はドギマギした態度に。
一方、二階堂と親子役を演じた板尾が「なんとなく(自分と)雰囲気も似てるし、こんな子供おってもおかしくないんで、ぜひ養女にでも」と誘い込む場面も。二階堂が「素敵だと思います。劇中で、目元が似てるかもしれないと思うカットがあるんです。ぜひ養女になれたら」とノリノリで答えると、板尾も「いいよ。生活にだいぶ余裕があるから」と快諾。「お願いいたします」と頭を下げ合う2人に、登壇者たちは和やかな視線を送っていた。
「ふきげんな過去」は6月25日より全国ロードショー。
関連記事
小泉今日子の映画作品
関連商品
リンク
- 「ふきげんな過去」公式サイト
- 「ふきげんな過去」予告編
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
チューター @tutor92
二階堂ふみに注目中w
「ふきげんな過去」小泉今日子、娘役・二階堂ふみに感謝「頼もしくて甘えたい」 https://t.co/Z0bsNcSneQ