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佐藤健と鈴木亮平を橋田壽賀子が絶賛「ファンになりました」「真面目な人!」

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第24回橋田賞授賞式に出席した鈴木亮平(左)と佐藤健(右)。

第24回橋田賞授賞式に出席した鈴木亮平(左)と佐藤健(右)。

第24回橋田賞の授賞式が本日5月10日、東京・ホテルニューオータニにて行われ、橋田賞に輝いた佐藤健鈴木亮平吉田羊らが出席した。

脚本家の橋田壽賀子が理事を務め、芸術性の高い番組や出演者、制作スタッフに贈られる同賞。数日前に転んで顔にあざを作ってしまったという橋田は、式の冒頭で「90歳にもなって転ぶとなかなか治りにくいと言いますが、ひどい顔。こんな顔で賞状をあげても縁起がよくないと思いまして、今日は登壇しません」と挨拶に代えて説明し、「本当にごめんなさい」と謝りながらコメントに徹することを誓う。

代理で表彰を行う理事の鴨下信一を横目に、宣言通り自席からユニークなコメントで場を盛り上げる橋田。連続テレビ小説「あさが来た」の脚本家で、映画監督としても活躍する大森美香に「女性に賞をあげられてよかった。男性にはあげたくないのよ! あ、今日は男性もいたのね」と周囲を慌てさせたかと思えば、テレビドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」の脚本家・古沢良太には「イケメンだからいいのよ! (賞を)もらっていただけて光栄です」と笑顔を見せ、自由な発言を続ける。

テレビドラマ「天皇の料理番」に主演した佐藤の演技について、橋田は「若い頃からお年寄りまで一生懸命演じていて、ファンになりました!」と手放しで絶賛。また5月14日に封切られる佐藤の主演映画「世界から猫が消えたなら」を挙げ、「あれのポスターだとまるで坊やみたい。あなたいろんな面を持ってるのね!」と褒めちぎるが、佐藤の名前を「けん」と間違えて覚えていたことが発覚。佐藤はスピーチにて「佐藤『たける』です」としっかり橋田にアピールし、「本当に光栄です」と感謝した。

同じく「天皇の料理番」に佐藤と兄弟役で出演した鈴木は、「何よりも佐藤くんと2人で賞をいただけたことがうれしいです」と喜びをあらわに。映画「俺物語!!」や5月14日公開作「HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス」の撮影を控える中、志半ばで病に倒れる役のため大幅な減量を敢行した鈴木の役者魂に、橋田は「役のために痩せるなんて私には到底できない。なんて真面目な人がいるんだろう!って思いましたよ」と賞賛を送る。

またテレビドラマ「コウノドリ」での演技が評価された吉田は新人賞に選ばれた。「演じていてとても幸せを感じる役だったので、それが伝わって賞につながったのではないかと思います」と感無量の面持ちでスピーチ。しかし「天皇の料理番」以外は観ていないと告白した橋田に対し、吉田が「先生がご覧になっていないと思うと複雑……」とこぼすと、橋田は「でもコマーシャルでたくさん見たから!」とフォローして爆笑を誘う。吉田は「橋田先生に観ていただける作品に出られるよう、精進して参ります」と抱負を述べてスピーチを締めくくった。

授賞式にはほかにも小芝風花岸本加世子三田佳子らが出席。橋田大賞は該当なしだった。主な受賞結果は以下の通り。

第24回橋田賞 受賞作・受賞者

橋田賞大賞

該当なし

橋田賞

TBSテレビ60周年特別企画「天皇の料理番」
連続テレビ小説「あさが来た」
大森美香(脚本家 / 連続テレビ小説「あさが来た」)
古沢良太(脚本家 / テレビドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」)
佐藤健(俳優 / TBSテレビ60周年特別企画「天皇の料理番」)
鈴木亮平(俳優 / TBSテレビ60周年特別企画「天皇の料理番」)
岸本加世子(俳優 / 「居酒屋もへじ」をはじめ、これまでのテレビドラマでの活躍に対して)

橋田賞新人賞

吉田羊(俳優 / テレビドラマ「コウノドリ」での演技をはじめとする本年度の活躍に対して)

橋田賞特別賞

三田佳子(俳優 / 華やかな存在感のある演技で、長年にわたりテレビドラマに貢献してきた功績に対して)

橋田賞新人脚本賞

入選作:該当なし
佳作:「ガラパゴスの朝」堀脇れいく
佳作:「東京の嫁」塚橋一道
佳作:「夏越し」木庭純理

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