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「家族はつらいよ」蒼井優が林家正蔵のNGエピソード暴露、「湯のみで溺れてた!」

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「家族はつらいよ」公開直前イベントの様子。

「家族はつらいよ」公開直前イベントの様子。

本日3月3日、「家族はつらいよ」の公開直前イベントが東京・The Place of Tokyoにて行われ、キャストの橋爪功吉行和子西村雅彦中嶋朋子林家正蔵妻夫木聡蒼井優、監督の山田洋次が出席した。

結婚50年を前に離婚騒動を繰り広げる熟年夫婦と、それに振り回される家族の姿を切り取った本作。橋爪は「私の大好きな歌を1曲歌って挨拶とさせていただければ。梅はー咲いーたか、桜はーまだかいーなー。春ですね、そういう映画です!」と歌い上げて喝采を浴び、林家は「『家族はつらいよ』とかけまして、豪華客船の船出と解く。どちらもこうかい(公開 / 航海)が待ち遠しい!」となぞかけを披露するなど、登壇者たちは思い思いに本作をアピールしていく。山田は「『東京家族』でできあがったアンサンブルが解散してしまうのはもったいないという思いがあり、同じチームでこの映画を作りました」と製作の経緯を語った。

一般から募集した質問に登壇者が答えるコーナーでは、結婚生活1年目の夫婦の「長くうまく連れ添うコツは?」との質問に、西村は「その答えはね、映画の中にあるから! 映画を観てくれなくなるからヒントは言わないね!」と茶目っ気たっぷりに答えて笑いを誘う。結婚16年目の夫婦からの「家族というものはどんな存在ですか?」という問いには、夏川が「血がつながらない他人だからこそ、みんながうまくいくようにがんばっているのがお嫁さんだと思います」と自身の役柄になぞらえて回答した。さらに「ずっとラブラブでいるためには?」との質問に、中嶋が「喧嘩も薬です。ひとつになろうと思わないで、ちぐはぐさを愛せるようになれば、いい家族になると思います。うちみたいに!」と温かな言葉をかけると、夫役の林家が思わず涙をこぼす一幕も。

終盤には、登壇者が“不満”と“感謝”のいずれかが書かれたボールを引き、それにのっとって共演者へメッセージを贈る企画が実施された。感謝のボールを引いた西村は「あらゆる方に、生きとし生けるものすべてに日々感謝です。終わります!」と大声で言い切り、またも笑いを起こす。不満のボールを当てた林家は「じゃあ蒼井優さんに。NGが出るたびに1人だけニヤニヤ笑っていたあなたに不満があります!」と言い、蒼井に「誰かがNGを出すと面白いんですもん! 正蔵さんがセリフを言ったあとにお茶を飲むシーンがあるんですが、話している途中に勢いあまって飲んでしまって。正蔵さんがお湯のみで溺れていたんです!」と暴露されていた。

続いて不満のボールを引いた妻夫木は「正蔵さんの次にしゃべるのって本当に嫌なんです。舞台挨拶でも正蔵さんや西村さんの言葉にドカーンと笑いが起こったあと、僕の順番がくるので……。それが不満です!」とこぼす。また感謝のボールを引き当てた橋爪が「吉行さんに感謝しています。次回あなたのところに夫婦役が来たら、夫は必ず私にしてください」と真摯に述べると、吉行は「言葉に裏があるような気がします」とにっこり。橋爪は「蒼井優が『ばれたか』って言っています!」と照れくさそうにコメントする。

そして最後に、一生食べ物に困らないようにとの願いを込めて結婚式で行われるファーストバイトにかけて、吉行が橋爪にケーキを食べさせる“ラストバイト”が行われ、和やかなムードの中イベントは終了した。

「家族はつらいよ」は、3月12日より全国ロードショー。なお35mmフィルムでの特別上映が、3月12日から4月15日まで東京・丸の内ピカデリーにて実施される。

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