RADWIMPS野田「新しい扉を開けてくれた」主演作挨拶で主題歌をサプライズ披露

3

154

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 36 88
  • 30 シェア

本日2月20日に東京・新宿ピカデリーにて「トイレのピエタ」の舞台挨拶が行われ、主演を務めたRADWIMPS野田洋次郎、共演の杉咲花、監督の松永大司が登壇した。

左から野田洋次郎、杉咲花、松永大司。

左から野田洋次郎、杉咲花、松永大司。

大きなサイズで見る(全14件)

野田洋次郎

野田洋次郎[拡大]

「トイレのピエタ」はマンガ家の手塚治虫が亡くなる直前までつづっていた病床日記をもとにしたオリジナルストーリーの作品。この日行われた挨拶は、今作が本年度のさまざまな映画賞で俳優賞および監督賞を受賞していることを受けて行われたもの。3人が舞台挨拶の場にそろうのは2015年6月の公開初日以来で、杉咲は「洋次郎さんに会うのは本当に久しぶりなので、なんだか緊張しています」と語った。

この作品で演技に初挑戦した野田は、司会から「この映画に出てみて変わったことは?」と聞かれ「映画の観方が変わりました。『ここ、大変そうだな』とか『これはどうやって撮ってるんだろう』とか、作る側の気持ちを考えるようになった」と明かす。杉咲は印象的だった出来事を聞かれると「監督が本当に怖かった」と答え、「オーディションを受けたとき『やる気がないなら帰れ』と言われたんです。『やる気あるし』と思ったりもしたけど、ただ怖いだけじゃなくて『できる、大丈夫』って気持ちも伝わってきたから、すごく楽しかった」と振り返った。

松永大司

松永大司[拡大]

松永は「トイレのピエタ」が映画賞で評価を受けたことについて「自分のことは置いておいて、2人には賞を獲ってほしい気持ちがあった」と明かし、「自分がいいと思ったものが評価されてほしいという思いがあったからうれしかった。ホッとしたような感覚もありました」と心境を吐露した。

トーク終盤には、この作品が自分にとってどのようなものになったかという問いかけが司会者から投げられる。これに野田は「新しい扉を開けてくれたのは間違いないし、これまでとはまったく違う世界が広がった。(主人公の)宏を通して人生が変わりました。宏の分まで生きてやろうって気持ちで自分の作品作りに取り組めているし、感謝でいっぱいです」とコメント。杉咲は「これからこんな作品に出会えるのだろうかって思ってしまうくらい、自分の中で大きな存在になった気がしています。それくらい、本当に大切な作品です」と答えた。

杉咲花

杉咲花[拡大]

松永は最後に「いつも言いそびれていたんですけど、洋次郎と花には本当に感謝しています。ありがとう」と思いを伝える。これを聞いた杉咲は「もう、やめてくださいよ」と声を詰まらせた。野田は最後にマイクを握ると「僕は本当に、監督と花、プロデューサーに引っ張り上げてもらいました。ちょっと、1回やりたいことがあって。皆さん目を閉じてもらってもいいですか? 絶対に開けちゃダメだよ」と客席に語りかける。観客が目を閉じると、彼はこの映画の主題歌「ピクニック」をアカペラでワンフレーズ披露。最後に贈られた野田からのサプライズに、会場は大きな拍手に包まれた。

この記事の画像(全14件)

読者の反応

  • 3

RADWIMPS情報局(活動停止) @RADWIMPS_master

RADWIMPS野田「新しい扉を開けてくれた」主演作挨拶で主題歌をサプライズ披露
(2016.02.20の記事)

杉咲花が監督から「やる気がないなら帰れ」と言われたことを告白

元の内容↓
https://t.co/dmJoL9YZ1N

コメントを読む(3件)

関連記事

関連商品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 トイレのピエタ / 野田洋次郎 / RADWIMPS / 杉咲花 / 松永大司 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。