11人の若者たちが体験した福島の農家での1日をつづるドキュメンタリー「
本作は東日本大震災直後の原発事故をきっかけに実父を失い、放射能に土地を汚されてもなお、先祖代々受け継がれてきた福島の地で農業を続ける樽川和也氏とその声に肉薄した作品だ。集められたのは16歳から23歳までの学生11人。彼らを前に、樽川氏は震災からの4年間の真実と決意を語り始める。「戦争と一人の女」の監督・
予告編は、東京から福島へと向かう学生たちの和やかな様子を捉えた映像から始まる。その後、樽川氏の独白が続き、その声に耳を傾ける学生たちからは笑顔が消えていく。痛みを抱えたまま生きる者へ思いを馳せる若者たち。後半には「これは風評じゃない、現実なんだ」と語る樽川氏の言葉が響く。
「大地を受け継ぐ」は2月20日より東京・ポレポレ東中野ほかでロードショー。また、福島・フォーラム福島では2月6日より1週間限定で先行上映される。
Susanna Yukari Oseki @niigatamama
福島の4年間が若者の心に深く刻まれる、ドキュメンタリー「大地を受け継ぐ」公開 - 映画ナタリー https://t.co/uBUPKVx8rg