「みんな！エスパーだよ！」が世界へ！釜山映画祭＆シッチェス映画祭に出品

園子温監督作「映画 みんな！エスパーだよ！」が、第20回釜山国際映画祭と第48回シッチェス・カタロニア国際映画祭に出品されることが決定した。

「映画 みんな！エスパーだよ！」は若杉公徳の人気コミックを、染谷将太や池田エライザ、真野恵里菜、マキタスポーツらをキャストに迎え実写映画化した作品。突然人の心の声が聞こえるようになってしまった高校生・鴨川嘉郎とエスパー仲間が、世界を守るために悪のエスパーに立ち向かう様子を描き出す。

釜山国際映画祭は、韓国・釜山にて10月1日から10日まで開催されるアジア最大級の国際映画祭。本作はアジア人映画監督の作品を紹介するアジア映画の窓部門に出品される。なお同部門には2013年に是枝裕和の「そして父になる」、2014年には三池崇史の「喰女 －クイメ－」、廣木隆一の「さよなら歌舞伎町」が出品されている。

そしてシッチェス・カタロニア国際映画祭は、スペイン・シッチェスにて現地時間10月9日から18日まで開催されるホラーやファンタジー作品に重点を置いた映画祭で、本作はミッドナイト・エクストリーム部門へ出品。なお園の監督作「ラブ＆ピース」「リアル鬼ごっこ」も同映画祭へ出品されることが決定し、園にはファンタジー映画での活躍を称える「Time Machine Award」が授与される。この賞はこれまでにサム・ライミやクエンティン・タランティーノ、デヴィッド・クローネンバーグらが受賞している。

「映画 みんな！エスパーだよ！」は9月4日より全国ロードショー。