Netflixとソフトバンクが業務提携、コンテンツの共同製作も検討

動画配信サービス・Netflixとソフトバンクが業務提携を行うことが発表された。

Netflixは、独自に製作した作品を含むテレビドラマや映画を、フルHDや4Kなどの高画質な映像で観ることができる月額定額制のサービス。通信環境があれば、さまざまなインターネット接続デバイスからコンテンツを視聴することができる。

今回の日本でのサービス開始にあわせて、Netflixは3つの視聴プランを提供。標準画質（SD）で同時視聴が1ストリーミングの「ベーシックプラン」は月額702円、高画質（HD）で同時視聴が2ストリーミングの「スタンダードプラン」は月額1026円、超高画質（UHD 4K）で同時視聴が4ストリーミングの「プレミアムプラン」は月額1566円となる。加入後1カ月間は無料で利用可。

またソフトバンクではNetflixの加入申し込みを、ソフトバンクの携帯電話や光ブロードバンドサービス「SoftBank 光」を利用するユーザーを対象に、ソフトバンクショップや家電量販店の店頭で9月2日より受け付ける。これにより、ユーザーは決済情報を入力する手間なくNetflixに加入でき、利用料金を通信料金とまとめて支払うことができる。なお、2015年10月以降に発売されるソフトバンクのスマートフォンには、Netflixのアプリケーションがプリインストールされる。

9月2日からサービスを開始するNetflixは、「デアデビル」や「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」を含むオリジナルシリーズのほか、「TERRACE HOUSE BOYS & GIRLS IN THE CITY」「アンダーウェア」など、日本オリジナルのコンテンツも配信する。また、コンテンツをソフトバンクと共同製作することも検討されている。