「STAND BY ME ドラえもん」を手がけた白組の最新3DCGアニメーション「
斎藤惇夫による児童文学をもとにした本作は、がんばり屋のガンバ、マイペースなボーボ、可憐で強い女の子の潮路ら個性豊かなネズミたちが、力をあわせて巨大な敵ノロイに立ち向かうアドベンチャー。過去には1975年にテレビアニメ、1984年に劇場版アニメが製作された。
テレビ版、劇場版でガンバの声を担当してきた野沢がこのたび演じるのは、ガンバたちを助けるオオミズナギドリのリーダー、ツブリ。出演依頼を受けたときの心境を、野沢は「最初はとても驚きました。ただ、ガンバを演じていた以前からツブリはいい役だと思っていましたし、ツブリのキャラクターが大好きなのでうれしかったです」と振り返る。
また3DCGについて「2Dアニメーションの場合は、絵に声をあててキャラクターに命を吹き込むのですが、今回の3DCGのビジュアルは、声をあてる前からまるで人間が生きて動いているような印象を受けました」と感想を述べ、「ガンバとは長くお仕事をさせていただき、ずっと一緒に生きてきたので、私の中では分身のような存在です。ガンバ自身は大きな力を持っているわけではないけれども、強敵であるノロイに立ち向かっていく。その勇気が凄いと思います。そして、皆と協力してノロイを倒そうとする仲間意識。これもガンバの凄いところです」とガンバへの思いを語った。
「GAMBA ガンバと仲間たち」は10月10日より全国でロードショー。
野沢雅子 コメント
オファーを受けたときの気持ち
今回はガンバではなくツブリ役ということだったので、最初はとても驚きました。ただ、ガンバを演じていた以前からツブリはいい役だと思っていましたし、ツブリのキャラクターが大好きなのでうれしかったです。ツブリは最初から最後まで出ているわけではないけれども、登場する要所要所でガンバを手助けしてくれる。以前のテレビアニメでは、ツブリは男性の役で、声も男性(嶋俊介)が演じていましたが、今回のツブリは女性のキャラクターに変わっています。女性ながらも、悟空のようにバイタリティのある大人のキャラクターとして演じました。
3DCGアニメーションのビジュアルについて
今回はCGアニメーションなので、今までの2Dアニメーションとは全く異なり、キャラクターたちの動きがとても細かく、その分アフレコでもキャラクターに気持ちを乗せて演じやすかったです。まさにキャラクターに入り込んで、アフレコに臨めました。2Dアニメーションの場合は、絵に声をあててキャラクターに命を吹き込むのですが、今回の3DCGのビジュアルは、声をあてる前からまるで人間が生きて動いているような印象を受けました。声優のお仕事では外国の女優さんの吹替でアテレコをすることもあるのですが、その感覚に近いものがありました。
以前演じた主人公ガンバの魅力について
今まで数多くの役を演じてきましたが、ガンバとは長くお仕事をさせていただき、ずっと一緒に生きてきたので、私の中ではガンバは分身のような存在です。ガンバ自身は大きな力を持っているわけではないけれども、強敵であるノロイに立ち向かっていく。その勇気が凄いと思います。そして、みんなと協力してノロイを倒そうとする仲間意識。これもガンバの凄いところです。リーダーシップもあり、仲間のためなら自分の身を投げ打ってでも行動するところ。ガンバの魅力は、彼のひとつひとつの行動に象徴されていると思います。
映画の見どころ
見どころはみんなで力をあわせるという“団結力”です。それは、最近世の中に欠けているものですよね。この映画を観て、改めて仲間の大切さを感じてほしいです。1人より2人。2人より3人。この映画では、その団結力がいかなる者をも倒せる強い力になり得ることを教えてくれます。団結力がこの映画の最大の魅力です。
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リンク
- 「GAMBA ガンバと仲間たち」公式サイト
- 「GAMBA ガンバと仲間たち」予告編
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岡田忠 @okada_t
GAMBAと仲間たち
子供の頃良く見てたガンバ。見て見たらすごく良かった。こんな良い映画やってたなんて知らなかった。
https://t.co/ZebbiDbYez