本日7月7日、東京・恵比寿ガーデンホールにて「
「インサイド・ヘッド」は、11歳の少女ライリーの中に住む、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリといった感情たちの物語。竹内は自らが声を当てたヨロコビというキャラクターについて「何があってもポジティブで前向き、みんなのリーダーみたい」「『いつだって楽しいことを考えよう』ってことを伝えてくれるキャラクターです」と笑顔で説明。一方カナシミ役の大竹は「私はセリフでずっと『そんなのだめだよー……』って言ってて、カナシミは甘えん坊さんなんだなって。でも、ヨロコビのそばにいるから悲しんでいられるし、ヨロコビだけでも生きていけないんです」と2人のキャラクターの絆をアピールした。
ここで、「インサイド・ヘッド」をイメージした書を手がけ、海外で話題沸騰中の書家・紫舟が登場。ステージ上の巨大な和紙パネルを使って、実際に書のライブパフォーマンスを披露した。書かれたのは「喜」と「悲」、そして「涙」の文字。紫舟は完成作品について「感情にフタをするのではなく、喜びや悲しみがあってそこから温かな涙が流れるといった映画のストーリーを表現しました」と解説した。竹内と一緒に「なんて書かれるんだろう?」と期待しながらパフォーマンスを見守っていたという大竹は「悲しみの涙だけじゃなく喜びの涙をたくさん流したいし、正直に生きたいと思いました」とコメント。
さらに、“感情たちがライリーの幸せを願う”という本作のストーリーと、本日7月7日は七夕であることから、キャストの2人が短冊に書いた“願い”を発表。大竹は「本当は痩せたいとか、シワがなくなりますようにとかいろいろあるんですけど……」と照れつつも、「カナシミに溢れても、すぐそばにいつもヨロコビがいてくれる世界になりますように」という願いを読み上げる。それを受けた竹内は、「私だけ個人的ですみません!」と何度も謝りながら「世界一周の船旅に行けますように」と書かれた短冊をお披露目。「『世界平和』とか書き直したほうがいいかな!?」と慌てる竹内をフォローしようと、大竹が「大丈夫、私は『ヨロコビとカナシミを入れてください』って頼まれたの」と暴露すると会場から笑いが起こる。
最後に竹内は、自分の短冊を覆い隠して「来年はもっとみんなのことをお願いできるようになりますように!」と嘆きながらも、「『インサイド・ヘッド』は1人の女の子から始まるストーリーだけど、いつのまにか自分の物語として感じられるような映画です」と作品をオススメ。大竹は「いろんな感情が生まれて、人にはどうしようもないこともあるけれど、これを観れば少しだけ大人になれるし、大人は優しくなれると思います」と観客に訴えかけた。
「インサイド・ヘッド」は7月18日より全国ロードショー。
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