直木賞作家・黒川博行の小説「後妻業(ごさいぎょう)」の映画化が決定した。
「後妻業」は、裕福で孤独な男たちを誘惑し後妻に納まって資産を我が物にする女を中心に、人間の欲望をおかしみあふれる表現で描く喜劇。ドラマ界で数々の賞を受賞し、映画では「愛の流刑地」「源氏物語 千年の謎」を手がけた
主人公・小夜子を演じるのは、「愛の世界」や「刑事たちの夏」などのドラマ作品で鶴橋作品に出演している
「後妻業」は、2016年に全国東宝系にて公開。
大竹しのぶ コメント
16年振りの鶴橋組なので、本当に楽しみにしていました。ワンカット撮る度に、「よーし、オーライ」と言って下さる監督の声を聞くのは、役者としてこの上ない幸せです。
気心の知れた素敵な豊川さんと思いっ切り“悪”を楽しみたいと思います。
そして、初めて芝居をする鶴瓶さんと、どんなことが起こるのか、すごーく楽しみで、ちょっと恐いです。
とにかく、面白い映画になるよう監督についてゆきます。
豊川悦司 コメント
あまりに底抜けな企画とキャストにワクワクドキドキ満載な気分です。
鶴橋監督と大竹さんと手をとりあって、チャーミングなピカレスクロマンを創っていきたいと思います!
笑福亭鶴瓶 コメント
僕のどこを見て、鶴橋監督がこの役をやらせたいと思ったのか……とにかく鶴橋監督というとてつもなく面白くてステキな人が、僕を出演させて良かったなと思ってくれるよう頑張りたいです。大竹しのぶさんはよく知っているけれど初共演。豊川悦司さんは少しだけお会いしたことがあるけれどとても面白い人。魅力的なお二人との共演もとても楽しみです。大竹さんとはベッドシーンがあるようなんですが、それはお断りしたいと思っています(笑)。
永瀬正敏 コメント
再び鶴橋監督とご一緒出来る事、とても嬉しいです。素晴らしい共演者の皆さんと共に鶴橋監督の世界に“ドップリ”浸からせていただきたいと思っています。
鶴橋康夫 コメント
この「後妻業」は、社会から孤立した老人を喰い物にする小夜子と柏木が主人公ですが、誰もが感じる人間の孤独感、無防備にさらけ出された深い悲しみを明るくお茶目に描くことで、現代社会に潜む悲喜劇をあぶり出したい。
結婚詐欺師である小夜子に半夏生のような黒白表裏を身にまとった大竹しのぶさん、相棒の柏木に菖蒲の芽のように身も心も真っ直ぐな豊川悦司さん他、いつか、きっとまた出て頂きたかった大好きな俳優陣が愛おしい登場人物として演じ切ってくれます。
私の両親が生きていたら、映画館で声を上げて笑ってくれるような、そんな作品にしたいと思っています。
黒川博行 コメント
稀代の悪女、小夜子を大竹しのぶさんが演じると聞いた瞬間、見たい!と思いました。
豊川さんも永瀬さんも好きな俳優です。鶴橋監督がどんな映画にされるのか、ほんま楽しみです。
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ユッキィ吉田 @b_snake
黒川博行さんの『後妻業』、映画になるんだ。トヨエツの超ワル役は楽しみ。
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