6月17日、トークイベント「コングレス事前会議~SFとアートアニメの親密な関係」が東京・下北沢の書店B&Bにて行われ、「頭山」「
このトークイベントは、「戦場でワルツを」の監督
タカノは本作の印象について「初見では正直肩すかしと感じたんですけど、鑑賞後にあとを引く作品で、結局3度観てしまいました。観れば観るほどいろんな発見があって、飽きないんです。もう1度観てもいいぐらい」と述懐。一方山村は、「映画の場面写真を見たときにはすごく趣味が悪いと感じたし、失敗作なんじゃないかと思いました。でも本編を観てみたら、その印象は覆されましたね。その場面写真で見たビジュアルは、映画の世界観を表現するためにフォルマン監督が選んだ的確なスタイルだったんです」と話す。
その後トークは、「コングレス未来学会議」に影響を与えていると思われる1930年代のアニメーションや、実写とアニメーションを組みあわせた映像作品をスクリーンに映しながら進行。
最後は、山村が「『コングレス未来学会議』は、ここ数年の間に観た長編の中では相当オススメ。一見難解な映画に見えますが、幻想的な映像をただ浴びるように楽しんでくれればいいとフォルマン監督も言っていたし、自分も同感です。目でトリップできる作品だと思う」と述べ、約2時間のトークは終了した。
「コングレス未来学会議」は、6月20日より東京・新宿シネマカリテほかで全国順次公開される。
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リンク
- 「コングレス未来学会議」公式サイト
- 「コングレス未来学会議」予告編
- YamamuraAnimation
- banana jucice cosmix
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