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壇上に現れたのは1979年の「マッドマックス」で悪役ナイトライダーを演じた
ジョンストーンは右腕を高く掲げながら「もげてないよ、奇跡だ!」と雄たけびに近い声をあげ、バーンズも「友よ、ご覧の通り我々は生きている」と伝えて生存報告を挨拶に代える。司会者いわく「世界で1番死亡説が流れた男」であるベンチは、撮影当時を振り返って「橋の上からバイクで転げ落ちるシーンで、死んだと思われてもおかしくない転び方をしてしまった。でも完成した作品を観たら、そのシーンがすごくよかったんだ」としみじみと語った。
監督との思い出を尋ねられたウェルズが「ほとんど布の付いてない衣装を着せられて、寒さでお尻が紫色になっていたよ」と明かして会場を笑わせると、ここで来日中である監督のミラーが登場。何も知らされていなかった出演者たちが驚きと喜びに満ちた表情を浮かべると、会場の熱気はマックスに。ミラーは再会を果たした仲間たちを前にして「不思議な感覚。タイムトラベルしてきたみたいだ」と言いながら1人ひとりとハグを交わした。
「思い出がありすぎて、語りだしたら皆さん2週間ここにいることになりますよ」と会場に向けてジョークを飛ばすミラーの言う通り、思い出話に花が咲く登壇者たち。ミラーが「ナイトライダー、君は当時運転免許を持ってなかったよね」と言えば、ギルは「今も持ってないよ」とあっけらかんと答え、「ベンチには怪我をさせてしまった」と申し訳なさそうにすると、ベンチは「髪の毛を失っただけだよ!」と明るく笑ってみせた。
「代表してお礼を言わせて」と名乗りでたバーンズが「壮大な旅を始めてくれて、そして今も続けてくれていて本当にありがとう」とミラーに感謝の気持ちを示すと、会場からは盛大な拍手が。ミラーはそれを受けて「当時と比べると世界も変わり、技術も変わった。安全な技術なんてなかったのになんで出演してくれたのかわからない」と肩をすくめるも、心強い仲間たちに幾度も「ありがとう」の言葉を贈った。
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