カンヌ、ヴェネツィア、ベルリンの三大映画祭でそれぞれ受賞歴があり、2012年にはカンヌ国際映画祭審査委員長を務めたイタリアの映画監督、
モレッティが実母との思い出をもとに作った物語で、主人公の女性映画監督が病気の母を見舞い、人生とキャリアに疑問を投げかけるという内容だ。自身の立場を女性に置き換えて主人公に投影したというモレッティは、その兄役で出演も果たしている。また、喜劇役者役にアメリカ人俳優
今年のコンペティション部門にはモレッティのほかにもマッテオ・ガッローネの「Tale of Tales(英題)」、パオロ・ソレンティーノの「Youth(原題)」など3本が選出。他部門でも多くのイタリア映画が上映されており、モレッティは同胞たちの活躍に「イタリア映画界にとって、とても喜ばしい状況」と笑みをこぼした。
※記事初出時、内容に一部誤りがありました。お詫びして訂正します。
ナンニ・モレッティの映画作品
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Hiroki Kumamoto/隈元博樹 @HonaCom
ナンニ・モレッティ、実母をモデルにした私的な1本でカンヌコンペに参戦 - 映画ナタリー http://t.co/uBaeBJO5VF