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カイエ・デュ・シネマが選ぶ2015年の映画第1位、ナンニ・モレッティ「母よ、」公開

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「母よ、」 (c)Sacher Film. Fandango. Le Pacte. ARTE France Cinéma 2015

「母よ、」 (c)Sacher Film. Fandango. Le Pacte. ARTE France Cinéma 2015

カンヌ、ヴェネツィア、ベルリンの世界三大映画祭で受賞歴を持つナンニ・モレッティの監督最新作「Mia Madre(原題)」が、「母よ、」の邦題で3月に日本公開されることが決定した。

モレッティの「ローマ法王の休日」以来4年ぶりの新作となる「母よ、」は、彼の実母との思い出をもとにした物語を通して“家族”のありかたを問う作品。劇中では、恋人と別れ、娘との関係や仕事もうまく行かずにいた女性映画監督・マルゲリータが、入院中の母の余命がいくばくもないことを宣告される。母の死と向かい合ったマルゲリータが、これまでの自分を見つめ直す姿が描き出される。

主演は「はじまりは5つ星ホテルから」「ローマ法王の休日」のマルゲリータ・ブイ。主人公の新作映画撮影現場に波乱を巻き起こすアメリカ人俳優には「エクソダス:神と王」「ジゴロ・イン・ニューヨーク」のジョン・タートゥーロが扮する。さらにモレッティも、マルゲリータが信頼する兄・ジョヴァンニ役で出演している。

本作は2015年カンヌ国際映画祭にて独立部門であるエキュメニカル審査員賞を受賞。イタリアのダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では主演女優賞と助演女優賞を獲得した。さらに1951年から続くフランスの伝統ある映画批評誌カイエ・デュ・シネマにて、2015年の映画第1位に選出された。

「母よ、」は東京のBunkamuraル・シネマ、新宿シネマカリテほかにて公開。

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