ナンニ・モレッティ

Nanni Moretti

大学教授と高校教師の両親に育てられ、10代の頃に映画と水球に熱中する。長編第2作の「青春のくずや?おはらい」(1978)で早くもカンヌ映画祭コンペティション部門に参加。プライベートな題材を独特のアイロニーとユーモアにくるんで描く作品世界は、1作ごとに高い評価を受けており、マルチ・タレント的な活躍ぶりもめざましい。

受賞歴

「母よ、」
第68回カンヌ国際映画祭 (エキュメニカル審査員賞)

「息子の部屋」
第54回カンヌ国際映画祭 (パルムドール/FIPRESCI賞(国際映画批評家連盟賞))

「親愛なる日記」
第47回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門 (最優秀監督賞)

「ジュリオの当惑(とまどい)」
第36回ベルリン国際映画祭 コンペティション部門 (銀熊賞(審査員特別賞))

「監督ミケーレの黄金の夢」
第38回ヴェネツィア国際映画祭 コンペティション部門 (審査員大賞)