「ぐるりのこと。」で知られる
「恋人たち」は、橋口が監督および脚本を担当した7年ぶりのオリジナル長編作品。通り魔事件で妻を失った男アツシ、家族関係に不満を感じる主婦の瞳子、同性愛者のエリート弁護士・四ノ宮の3名を主人公に、生きづらさを抱えた人々の心情を丹念に描く。
すでに報じられているキャストは、橋口の監督作「ゼンタイ」にも出演した
なお本作は、松竹ブロードキャスティングが映画監督への支援と新人俳優の発掘を目的に設立した“オリジナル映画製作プロジェクト”のバックアップを受けて製作されたもの。これまでに同プロジェクトから発表された作品に、「南極料理人」の沖田修一がメガホンを取った「滝を見にいく」がある。
橋口亮輔監督 コメント
「今の日本が抱えていること、そして絶対にメジャー映画では拾わないであろう “人間の感情”を、ちゃんと拾ってあげたい」と思って制作に取り掛かりました。この映画を観た方に「ああ、ここに自分と同じ想いがある」と、感じてもらえたら、この映画が、その方の支え、救いになるのではないかと思ってます。
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