寺山修司とオーソン・ウェルズ、東京国際映画祭で2大クラシック特集

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10月に開催される第28回東京国際映画祭の関連イベントとして、寺山修司オーソン・ウェルズの監督作品をセレクトした特集上映が行われることが決定した。

寺山修司(写真提供:テラヤマ・ワールド)

寺山修司(写真提供:テラヤマ・ワールド)

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オーソン・ウェルズ (c) 1948, renewed 1975 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

オーソン・ウェルズ (c) 1948, renewed 1975 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.[拡大]

「クラシック特集」と銘打った本イベントは、今年が寺山修司の生誕80年、オーソン・ウェルズは生誕100年と、共に節目の年にあたることを記念したもの。

寺山は劇団「天井桟敷」の主宰者として名を馳せた劇作家。ほかに随筆家や演出家、歌人などいくつもの顔を持っており、1971年に「書を捨てよ町へ出よう」で映画監督としてのキャリアをスタートさせた。「テラヤマ・フィルムズ」と銘打たれたこの特集では、母親の強い愛から逃れようとする少年を描く「田園に死す」、泉鏡花による同名小説の映画化「草迷宮」ほかを上映する。

ウェルズは25歳のときに監督と脚本、主演を務めた「市民ケーン」でデビュー。昨年New York Timesなどが公開の可能性を報じた「The Other Side of the Wind(原題)」など、多くの未発表作品が存在することで知られている。彼の特集で現在明らかになっている上映作品は「市民ケーン」のみ。今後随時新しいラインナップが発表されるので、続報に期待しよう。

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Keiko Kusakabe @keikomme

寺山修司
生誕80年(1935.12.10)イベントたくさん! http://t.co/peJaDS0fXw
寺山修司とオーソン・ウェルズ、東京国際映画祭で2大クラシック特集- 映画ナタリー http://t.co/UHsnyP4JwR

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