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カンヌは度胸がある!?三池崇史が異色のヤクザ映画で監督週間に殴り込み

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三池崇史

三池崇史

三池崇史の監督最新作「極道大戦争」が、第68回カンヌ国際映画祭の監督週間に招待されることが決まり、4月20日に東京・ビルボードライブ東京で記者会見が行われた。

監督週間は1969年に創設されたカンヌ国際映画祭の併設部門。劇映画やアニメーション、ドキュメンタリーなどさまざまなジャンルの作品を紹介するのが特徴で、近年では高畑勲の監督作「かぐや姫の物語」や、園子温が監督を務めた「恋の罪」などが上映されている。

2003年公開の「極道恐怖大劇場 牛頭」以来12年ぶりとなる同部門への出品を果たした三池。最新作が招待されたことに関して「世界中に何千本とある映画の中からあえてこの作品を招待するなんて、いい度胸だなと思った」と冗談交じりにコメント。また「映画祭の方々がこの作品を見るべき価値のあるものと判断してくれたことがうれしい」と胸の内を明かした。

出品作の「極道大戦争」は、噛んだ人間をヤクザに変えてしまう“ヤクザヴァンパイア”を描いた極道エンタテインメント。前回同様ヤクザ映画での出品となる三池は「政治家や普通の人間が何十年もかかることを一晩でひっくり返せるのがヤクザ映画の面白さ。彼らを描くことで我々の日常のドラマをぎゅっと凝縮できる」とその魅力を熱く語る。

最後に「肩肘はらずにエンタテインメントとして楽しんでほしい」と述べつつも、「まあこの作品ならどんな反応が返ってきてもいいや」と続けた三池。作品が観客の元に届けられる日を待ち望んでいるようだった。

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