三池崇史が一発OK！「極道大戦争」主題歌はKNOCK OUT MONKEY

6月20日に公開される三池崇史監督の最新作「極道大戦争」の主題歌を、KNOCK OUT MONKEYが担当することが発表された。

「ヤクザヴァンパイアに噛まれた人間はヤクザ化する」という設定のもとでストーリーが展開する「極道大戦争」は、ヤクザ映画とヴァンパイア映画を合体させた三池らしい破天荒なオリジナル作品。キャストも個性派ぞろいで市原隼人、成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔（劇団EXILE）、渋川清彦、優希美青、でんでん、ピエール瀧といった面々が熱演を繰り広げる。

主題歌を務めるKNOCK OUT MONKEYは神戸で結成された4人組ロックバンドで、「極道大戦争」が初の映画主題歌作品。彼らは書き下ろしの新曲「Bite」で三池作品を盛り上げる。なお日活プロデューサーの増田真一郎氏によれば、三池監督はKNOCK OUT MONKEYのサウンドを一発OKで気に入ったとのことだ。

w-shun（KNOCK OUT MONKEY）コメント

今年の頭、淡路で曲作り合宿をしている時に映画主題歌決定の話を聞きました。自分達はまだまだ駆け出しのバンドだし、ガキの頃に「岸和田少年愚連隊」、最近だと「クローズZERO」「悪の教典」など……普通に三池崇史作品のファンだったので、まさか監督の映画主題歌を僕らが作る事になるなんて、悪い冗談だと本気で思いました（笑）。これほど光栄なことはないです。
その頃丁度、何か自分達の中にあるネジをぶっ壊したいと思っていた時期だったので、本当にぶっ飛んだこの映画と出会えた事、三池組とお仕事出来た事は自分の中で大きかったです。
タイトルにもした「Bite」は映画の中でヴァンパイアが噛みつく印象が強かったところからの発想です。また、最近の世の中はデフォルメされた表現が多いなと感じることがあるのですが、自分はそこに噛みついてでも異を唱えて、嘘偽りのない自分を表現していきたいという僕個人の想いも詰まっています。
これからも自分達は自分達のフィールドでぶっ飛んでいきたいと思います。