箭内道彦、初監督映画でBRAHMANの素顔えぐり出す

ハードコアパンクバンドBRAHMANを題材にした「ブラフマン」が、7月4日より東京・新宿バルト9ほかで上映されることが明らかになった。

本作の監督を務めるのはバンドと親交の深いクリエイティブディレクターの箭内道彦。激しく荒々しいBRAHMANのライブシーンではなく、4人のステージ外での姿を追い、メンバー1人ひとりの素顔を浮き彫りにしていく。

この映画が初監督作品となる箭内は、「僕はこれまで、映画を監督するオファーを、すべてお断りしてきました。たぶんこれからもそうです。ただ、僕が知っている、ブラフマンの、愛すべきあの四人を、ただスクリーンに映すことであればできると、今回の受諾は、あくまでイレギュラーなものになりました」と監督を引き受けた経緯を明かしている。

公開の発表にあわせてポスタービジュアルも解禁された。ポスターはBRAHMANがライブツアー中に訪れた福島県の阿武隈川沿いに佇む様子を捉えたもので、撮影および題字は箭内が担当している。