“日本一小さな音楽フェス”の10年追ったドキュメンタリーが東京と大阪でも公開

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鹿児島の野外音楽フェス 「WALK INN FES!」のドキュメンタリー「素晴らしき日々も狼狽える」が、10月15日より東京・K's cinema、11月5日より大阪・第七藝術劇場で公開されることがわかった。

「素晴らしき日々も狼狽える」ポスタービジュアル

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「素晴らしき日々も狼狽える」

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2014年に鹿児島・桜島のふもとから開催をスタートさせた「WALK INN FES!」。「僕らの街は、僕らで創る。」をテーマに掲げ、名だたるアーティストと肩を並べて、地元のミュージシャンも数多く出演してきた。バンドマン自らステージを設営し、運営も手伝うDIY精神に満ちたフェスとして知られる。初回に出演したKen YokoyamaはライブMCで「血の通った日本一小さな音楽フェス」と評したという。

「素晴らしき日々も狼狽える」

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フェスの発起人である音響エンジニアの野間太一は、2020年のコロナ禍での開催延期をきっかけに映画の製作を始動。フェスに参加したミュージシャンのライブやインタビューなどのアーカイブ映像から10年にわたる活動の軌跡をたどった。Ken Yokoyama、TOSHI-LOW(BRAHMAN)、鈴木圭介(フラワーカンパニーズ)、木暮栄一(the band apart)ら多数のアーティストが出演。塩屋楓優と野間もキャストに名を連ねた。

「素晴らしき日々も狼狽える」

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監督を務めたのは、1980年代ジャパニーズハードコアパンクシーンの黎明期を記録した「ちょっとの雨ならがまん」の安田潤司だ。2012年に鹿児島に移住した安田は、フェスを通した“街創り”に感銘を受け、2018年より「WALK INN FES!」に参加。街の住人の1人として地元の若者たちとカメラを回し、コロナ禍の真っ只中に本作を完成させた。フェスと同じように製作・配給も安田や実行委員会が自分たちの手で行っている。

「素晴らしき日々も狼狽える」は9月16日に鹿児島・天文館シネマパラダイスにて先行公開。その後、全国で順次公開される。

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(c)WALK INN FES MOVIE製作実行委員会

読者の反応

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いっきゅう @59aslan

この桜島の写真国分あたりかな?この角度の桜島を6年間見ていた。 https://t.co/XxCtX6nRPG

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