ついに磯村ゾンビ完成
記者 2時間半くらいメイクをしていただき、ついに完成ですね。
藤原 まず手だけ見る?
磯村 いいんですか? ……ウワーッ! こうなってたんだ、気持ち悪い! ラテックスをむしるとこういうふうになるんだ……。すごいですね。このまま買い物行きたい、この手でお金を払いたい!
記者 では顔もご確認ください。
磯村 おー! すご! こわ!(笑) え!? 目がヤバいですね。首、グロ! 最高ですね!
藤原 今日来たこと、後悔してない?(笑)
磯村 めちゃくちゃいいです! すごい!! 今日この格好のまま帰ろうと思ってたけど駄目ですね。職質されますね(笑)。
記者 ではカラコンを着けていただき、撮影に参りましょう!
ゾンビになった磯村勇斗に追われる
地下で作業中、振り返ると“ヤツ”がいた
訳がわからないまま階段を駆け上がるが、後ろから気配を感じる
地上へ出た。しかしヤツの追跡を逃れることはできない……
撮影を終えて
記者 本日は長丁場、お疲れ様でした! 初めてのゾンビメイクはいかがでしたか?
磯村 めちゃくちゃ楽しかったですね。短時間の撮影でメイクを外すのがもったいないです。これで1本作品を撮りたいぐらい。本当に細かいところまで藤原さんたちに作っていただけてうれしかったです。
記者 このメイクで気に入っているポイントは?
磯村 やっぱり右目です。空洞というか、もう目が腐ってなくなっているような感じ。よくわからない液体物が流れている、右顔のゾーンが好きですね。質の違う素材や液体が塗り重ねられて、あっと驚くような仕上がりになりました。メイク材料に食べ物を使うという話もありましたが、やはりアイデア勝負なんだなと、特殊メイクさんたちのすごさを知ることができました。今回のゾンビはなりたてというより、なってから時間が経っている雰囲気があって、1人でずっとさまよっていたんだろうなっていう顔付きをしてるんですよ。ここも僕が好きなポイントですね。悲壮感というか、孤独感がただよっていて。
記者 先ほど藤原さんとも話していましたが、好きなゾンビ映画についてもう少し。ベスト3を挙げるならどの作品でしょうか。
磯村 難しいなあ! でも、やっぱりゾンビの生みの親
記者 私も走るゾンビは衝撃的でした。お兄さんとのホラー映画鑑賞会でゾンビと出会ったんでしょうか?
磯村 そうですね。最初は「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」かな、そこでゾンビ映画に出会ってハマッていったと思います。当時の忘れられない作品と言えば「
記者 では磯村さんは脅かす側、ゾンビ役での出演に興味はありますか?
磯村 やってみたいですね! 今日はちょっとゾンビの役作りが足りなかった(笑)。作品に出演する機会があれば、そのときはゾンビとしてしっかり立てるように役を作っていきたいと思います。
メイキング動画公開中
コラム「磯村勇斗、ゾンビになる」メイキング動画
磯村ゾンビがいっぱい!
磯村勇斗(イソムラハヤト)
1992年9月11日生まれ、静岡県出身。特撮ドラマ「仮面ライダーゴースト」のアラン / 仮面ライダーネクロム役、連続ドラマ小説「ひよっこ」でヒロインの夫となる役を演じ脚光を浴びる。またドラマ「きのう何食べた? season2」が10月6日放送スタート、映画「月」は10月13日、映画「正欲」が11月10日に封切られる。
藤原カクセイ(フジワラカクセイ)
京都府出身。特殊メイクデザイン&クリエイトスタジオのダミーヘッドデザインズ代表。「
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磯村勇斗 @hayato_isomura
遂に、ゾンビになることができました🧟 https://t.co/Gp5Than0aI