このマンガがすごい!「ダイヤモンドの功罪」「うみべのストーブ」が今年の1位に

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宝島社が毎年発行しているマンガ紹介本の最新版「このマンガがすごい!2024」が、12月13日に発売される。オトコ編1位が平井大橋「ダイヤモンドの功罪」、オンナ編1位が大白小蟹「うみべのストーブ 大白小蟹短編集」に決定した。

「このマンガがすごい!2024」(宝島社)

「このマンガがすごい!2024」(宝島社)

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オトコ編1位の「ダイヤモンドの功罪」は、運動の才に恵まれた少年・綾瀬川次郎が主人公の野球青春劇。どんなスポーツをしてもすぐに周囲よりうまくなる綾瀬川は、自分のせいで負ける人や夢を諦める人がいることに苦悩し、いつも孤独でいた。そんな中、“楽しい”がモットーの弱小少年野球チーム・バンビーズで野球を謳歌しはじめた綾瀬川。しかし野球というスポーツでも、彼の眩い才能が周囲に影をもたらしていくことになる。同作は週刊ヤングジャンプ(集英社)で連載中。単行本3巻まで販売中で、4巻は12月19日に発売される。

「ダイヤモンドの功罪」1巻

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オンナ編1位の「うみべのストーブ 大白小蟹短編集」は、大白がリイド社・トーチwebなどで発表した作品を集めたもの。運命のように出会った恋人が去り、傷心の男をストーブが海へと連れ出す表題作「うみべのストーブ」、ある大雪の夜に出会った女性2人による朝までのひと時を描く「雪を抱く」、創作に向き合うことができないでいる生活者の苦悩の物語「海の底から」など7編が収められている。大白はこれが初の単行本。

「うみべのストーブ 大白小蟹短編集」

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「このマンガがすごい!2024」の表紙はあのが飾り、誌面ではあののマンガ遍歴も紹介。「ダイヤモンドの功罪」の平井による描き下ろしマンガ、「うみべのストーブ」大白のインタビューが掲載され、オトコ編・オンナ編の各50位までの紹介、昨年の「このマンガがすごい! 2023」でトップ20にランクインしたマンガ家が登場する「あの人気漫画家に聞く! このマンガがすごい!」や「あのマンガのこのシーンがすごい!」なども掲載される。

なおコミックナタリーでは「このマンガがすごい!2024」オンナ編1位を獲得した、大白小蟹「うみべのストーブ 大白小蟹短編集」より、表題作「うみべのストーブ」を公開中。傷心の男が"相棒"とともに行く、冬の海への旅路を見てみよう。

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