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「黄昏町プリズナーズ」死刑囚が殺し合う無法地帯で“策略”の才能が覚醒する、個性派キャラ勢揃いの異能サバイバル
2026年4月8日 15:00 PR藤モロホシ・ショーキ名古屋「黄昏町プリズナーズ」
物語の舞台は死刑制度がなくなり、重犯罪者が“黄昏町”という町に収監されるようになった日本。黄昏町では殺人も強盗も罪にならず、死刑囚同士が殺し合いをさせられていた。そんな無法地帯に収監されたのは、冤罪を訴えるも放火殺人の罪を着せられた主人公・千頭悠真(せんどうゆうま)。さまざまな事情で黄昏町に収監された者たちと出会いながら、悠真は自分の秘めたる能力を開花させていく。「黄昏町プリズナーズ」は、マガジンポケットで連載中。
文
ごく普通の青年、死刑囚同士が殺し合う町へ
「俺はやってない 冤罪だ」──
放火殺人の罪を着せられ、黄昏町への収監を命じられた千頭悠真(せんどうゆうま)。死刑制度が5年前に廃止された現代の日本において、重犯罪者は治外法権特区である黄昏町に送られることになっている。黄昏町は高さ50mの壁に囲まれ、殺人も強盗も罪に問われない無法地帯。死刑囚同士が殺し合う、地獄のような光景が広がっていた。
悠真はごく平凡な青年だ。真面目に勉強し、就職し、“普通”に生きていけるようにと、努力を怠らずに生きてきた。しかし黄昏町に到着するやいなや、目の前で人が転落死し、金属バットで殴られ、斧を持った巨漢の男に襲われるなど、息つく間もなく命を狙われ続ける。もちろん人を殺した経験などない悠真は、「殺す…? できる気がしないんだけど…」と絶望。しかし自分を助けて火事に遭った婚約者・楓の思いを無駄にしないため、「絶対に生き延びる」と決意して、過酷な現実に立ち向かっていくのだった。
同じ一般人として、自分がこの状況に置かれたとしたら……どう考えても即ジ・エンドなコースしか想像できないのだが、悠真は自分が置かれた状況や相手の心理を冷静に捉え、どう動くことが最善かを考える“策略”の能力に長けていた。機転を働かせ、彼がたびたび窮地を抜け出していく姿は、とても痛快だ。悠真が決断に悩んだときや苦悶する際にしばしば繰り出す、顔をギュッと中央に寄せた“パグ顔”もかわいらしい。
“嘘”を内包した凸凹なバディ関係
物語が進むにつれて、悠真と行動をともにする仲間が少しずつ増えていく。特にキーマンと言えるのが、25歳の青年・緋花凪晴(ひばななぎはる)だ。切れ長の瞳で紫色の髪を1つに縛り、半纏を纏った長身の彼は、一目見ただけで只者ではないことが伝わってくる。日本刀であっさりと敵の首を切り落としたり、時速1000kmの銃弾を刀で跳ね返したりと、常人離れした戦闘力と動体視力を持つ緋花。実は彼も悠真と同じく特殊能力の持ち主であり、冤罪で黄昏町に送り込まれた“ルートB”と呼ばれる存在だった。
戦闘においては冷酷な緋花だが、悠真の才能にすっかり惚れ込み、デレデレな顔で「僕は君になら殺されてもいい」とまで言ってのける。そして大怪我をした仲間に「矢を取るにはまず肌を切らなきゃ!その後縫わなきゃね!全部!麻酔無しで!」と満面の笑顔で伝える“ドS”な一面があったり、悠真に隠している“嘘”がバレる瞬間を想像して快感を覚えたりと、まだまだ謎が多い。読者にとっても掴みきれないキャラクターだが、気づけば彼のミステリアスな魅力に引き込まれていることだろう。悠真は緋花の様子に違和感を感じており、仲間として信じていいのか悩みつつも、誠実な思いから緋花に背中を預ける。“嘘”を内包した凸凹な2人のバディ関係の行方は、本作の大きな見どころだ。
さらに痛みを感じない体を持つ逢坂詩乃とボウガン使いの弟・草太という、これまたクセ強な姉弟も、悠真と緋花の仲間に加わる。やがて盲目の死刑囚・水景葉月(みかげはづき)率いる最強のテロリスト集団・だてん(正式表記は天の天地逆)が、緋花が握っている情報を手に入れるために悠真たちの前に立ちはだかり、戦いはより激しさを増していく。
迫力たっぷりで美麗な作画を生み出しているのは、「不遇職【鑑定士】が実は最強だった ~奈落で鍛えた最強の【神眼】で無双する~」の
2026年1月に発売された2巻が即日重版となるなど、猛スピードで注目度を高めている「黄昏町プリズナーズ」。果たして悠真は、無事に黄昏町を脱出できるのか──あなたの目で、ぜひ見届けてほしい。

