「うみべのストーブ 大白小蟹短編集」の
「太郎とTARO」は、外函入りの上製本「太郎」「TARO」の2冊セットで展開されるオールカラーのサイレントコミック。それぞれ平和に暮らしていた「赤い人」と「青い人」が最悪の形で出会ってしまうという物語を、文字を用いず、絵とコマで表現している。サイレントコミックにすることで解釈の余地が生まれ、「戦争」や「対立」について読み手それぞれが経験に照らし合わせ考えを巡らすことができるような「普遍的な寓話」になるよう制作されたという。
特定の書店では、初回配本分に限定特典のクリアしおりセットが付属。12月21日には大白のトークイベントが東京・三省堂神保町本店で、2025年1月12日には東京・青山ブックセンターで大白と「月ぬ走いや、馬ぬ走い」の豊永浩平によるトークショーとサイン会が開催される。また三省堂神保町本店では、12月31日まで大白作品の複製原画を掲出する「『太郎とTARO』刊行記念階段ポスター展」も実施。イベントの詳細は、リイド社・トーチwebの告知と各開催書店で確認を。
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「うみべのストーブ」の大白小蟹によるサイレント作品「太郎とTARO」発売
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