東葛スポーツの新作は、TSUTAYAから想を得た新作「金町◯屋書店」

3月25日から28日まで、東京・神保町SOBOにて、東葛スポーツの新作「金町◯屋書店」が上演される。

東葛スポーツは、ラップと映像を駆使した、社会風刺的な作風が注目を集めている気鋭の演劇ユニット。チェルフィッチュなどで活動する佐々木幸子や、ナイロン100℃の菊池明明など、その時々に出演者を集めて、ここ数作は神保町SOBOで続けて公演を行っている。また、主宰の金山は2015年に上演された岡田利規作・演出「God Bless Baseball」でドラマトゥルクを務めており、活躍の場を広げている。

上演にあたり、金山寿甲からステージナタリーに寄せられたコメントは以下の通り。

金山寿甲コメント

代官山蔦屋書店に行った時、ふと『蔦屋書店』を題材に一本演劇を作りたいと思いました。僕は現在Ｔカードを持っていません。というのも、渋谷警察署に保管されているからです。今年１月に渋谷のどこかで落とし親切な方が届けて下さった様ですが、その後渋谷に出る用事も無かった為、未だにピックアップ出来ずに不便な日々を過ごしています。そんなＴカードと蔦屋（TSUTAYA）から着想を得た演目です。