「バカみたいに踊ろうぜ!」the telephones初野音大盛況

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7月21日、東京・日比谷野外大音楽堂にてthe telephonesがワンマンライブ「野音 DE DISCO!!!」を行った。

the telephones「野音 DE DISCO!!!」終演後の記念撮影。(撮影:古溪一道)

the telephones「野音 DE DISCO!!!」終演後の記念撮影。(撮影:古溪一道)

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the telephones「野音 DE DISCO!!!」の様子。(撮影:古溪一道)

the telephones「野音 DE DISCO!!!」の様子。(撮影:古溪一道)

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the telephones「野音 DE DISCO!!!」の様子。(撮影:古溪一道)

the telephones「野音 DE DISCO!!!」の様子。(撮影:古溪一道)

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このライブは、the telephonesがアルバム「Laugh,Cry,Sing... And Dance!!!」のリリースを記念して5月からスタートさせた全国ツアー「One Man Disco Tour ~ Keep Your Live ~」のファイナル公演。彼らにとって初めての野音公演とあり、多くのファンが会場に詰めかけた。

場内に流れていたSEが「happiness, happiness, happiness」に変わると、いよいよメンバーが登場。客席をびっしりと埋め尽くしたオーディエンスは総立ちでバンドをステージに迎え入れた。石毛輝(Vo, G, Syn)が「We are the telephones! We are from Kitaurawa!!」「怪我だけはしないようにね、踊る楽しさを噛み締めようぜ!」と観客を煽ると、それを合図にバンドは「Four Guys From Saitama City」からライブをスタートさせた。ステージ上手に陣取った岡本伸明(Syn, Cho)は、1曲目からフルスロットルといった様子で踊りまくり、一気に観客をthe telephonesワールドに引き込んでいく。その後バンドは、「90's Drama Life」「Pa Pa Pa La Pa」「What's Your Name???」など「Laugh,Cry,Sing... And Dance!!!」の収録曲を惜しげもなく連投し、オーディエンスたちを最新アルバムの世界観に浸らせた。

最初のMCで石毛は、「『野音 DE DISCO!!!』に来てくれて本当にありがとう! いつもライブハウスでライブをやっているけど、たまには開放感のある東京のど真ん中も悪くなくないですか?」と語り、その後「バカみたいに踊ろうぜ!」と叫んで「A.B.C DISCO」をプレイ。生き生きとしたシンセサウンドと松本誠治(Dr)による柔らかなキックが絡み合うイントロがオーディンスを熱狂させる。さらにこのブロックでは、「ここを世界一ハッピーな場所にしよう!」というMCを合図にイントロが奏でられた「Romantic Disco」、観客が踊るのを止め、ゆったりと聴き入った「Ring a Bell」などが演奏され、the telephonesの音楽の深みを感じさせる場面が作り出された。

「やっぱり野音、いいね!もっと気持ちよくなってもらうために、“野音セット”を組みました」という石毛のMCで始まった中盤は、「踊れ!」と言わんばかりの怒濤のセットリストに。激しく体を動かす観客の姿やステージ上にセットされたミラーボールの輝きが、会場を独特の雰囲気で包んでいく。バンドは「It's Alright To Dance(Yes!!! Happy Monday!!!)」「It's OK」「electric girl」「SAITAMA DANCE MIRROR BALLERS!!!」というキラーチューン4曲をノンストップで届け、観客の大喝采を誘っていた。その後のMCで岡本が「“ライブハウス日比谷野音”へようこそ。今、君たちは自由を手にした!」、石毛が「ライブハウスっぽくやるよ」と語ると、バンドは「I Hate DISCOOOOOOO!!!」「Urban Disco」「A A U U O O O」といったパワフルな楽曲を立て続けにパフォーマンスしていった。そして「ラスト1曲、残ってる体力使おうぜ!」という言葉で演奏が開始された「Congratulations!!!」で野音は巨大なダンスホールのような景色に染め上げられ、本編は終了した。

アンコールで再び4人がステージに登場すると、石毛は「普段とは違うものをやりたくて……the telephonesのテーマみたいな曲を、スペシャルバージョンでやります」と話してオーディエンスに「happiness, happiness, happiness」のアコースティックバージョンを届ける。長島涼平(B)はアップライトベースを、石毛はアコースティックギターを、そして岡本はハモンドオルガンの音色を響かせて、夜の野音を心地よい雰囲気で包んでいった。その後石毛はファンやスタッフに感謝の言葉を述べたあと、この日が参議院選挙の投開票日であることに触れ「バカみたく、踊り続けられる国にしようぜ!」と叫び「Laugh,Cry,Sing... And Dance!!!」収録の「Odoru ~朝が来ても~」をプレイ。気持ちのこもった演奏に観客は合唱で応え、大盛り上がりの中公演は終了した。

なおthe telephonesは、本公演で秋にニューシングルをリリースすること、そして11月からシングルを携えて全国ツアーを回ることを発表。ツアーは全7公演が予定されており、ファイナルは11月23日に東京・Zepp DiverCity TOKYOで行われる。

the telephones「野音 DE DISCO!!!」セットリスト

01. Four Guys From Saitama City
02. 90's Drama Life
03. Pa Pa Pa La Pa
04. What's Your Name???
05. Burn With Anger
06. D.E.N.W.A
07. A.B.C DISCO
08. Romantic Disco
09. My Final Fantasy
10. Ring a Bell
11. It's Alright To Dance(Yes!!! Happy Monday!!!)
12. It's OK
13. electric girl
14. SAITAMA DANCE MIRROR BALLERS!!!
15. I Hate DISCOOOOOOO!!!
16. Urban Disco
17. A A U U O O O
18. Monkey Discooooooo
19. Love&DISCO
20. Keep Your DISCO!!!
21. Congratulations!!!
<アンコール>
22. happiness, happiness, happiness(アコースティックバージョン)
23. Odoru ~朝が来ても~

Don't Stop The Move , Keep On Dancing!!! Release Tour "踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々DISCO!!!"

2013年11月6日(水)香川県 高松MONSTER
※ワンマンライブ
2013年11月8日(金)福岡県 福岡DRUM Be-1
※ワンマンライブ
2013年11月12日(火)大阪府 梅田CLUB QUATTRO
※ゲストバンドあり
2013年11月14日(木)大阪府 梅田CLUB QUATTRO
※ゲストバンドあり
2013年11月20日(水)愛知県 名古屋CLUB QUATTRO
※ゲストバンドあり
2013年11月21日(木)愛知県 名古屋CLUB QUATTRO
※ゲストバンドあり
2013年11月23日(土・祝)東京都 Zepp DiverCity TOKYO
※ワンマンライブ

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