藤井フミヤ、ソロ30thシングルイベントに尚之も登場

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藤井フミヤが本日7月9日に東京・SHIBUYA-AXにて、通算30枚目のソロシングル「青春」のリリース記念ライブを行った。

弟の尚之(写真左)と談笑するフミヤ(右)。(撮影:五十嵐絢也)

弟の尚之(写真左)と談笑するフミヤ(右)。(撮影:五十嵐絢也)

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藤井フミヤ(撮影:五十嵐絢也)

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急遽開催が決定したイベントだったが、会場には多くのファンが足を運び、フミヤのパフォーマンスとトークを存分に堪能した。「突然の呼び出しですいません。新曲披露ということで、どう歌っていいのかわからないんで、棒立ちで歌います(笑)」というエクスキューズから始まったライブだったが、1曲目の「GO BACK HOME」から伸びやかな歌声が会場を満たす。軽やかにジャンプを決めて歌を締めくくったフミヤは、「これは世の中で働いてる男たちへの応援歌で……」と丁寧に楽曲解説を行った。

2曲目の「孤独のDreamer」に入る前に彼は、「こういうタイプの曲は、依頼がなきゃ書かないかなって。ちょっと歌うと若返る」とマイクスタンドを斜めに持ち、モニターに足をかけながら笑う。そんな説明から始まった「孤独のDreamer」は、疾走感あるサウンドとシャウト混じりの歌声が印象的な1曲。全力で歌い終えたフミヤは「皆さんの心拍数も上げてやろうと」とはにかんだ。

ちなみに、今回のシングルの収録曲は全曲タイアップが付いており、1カ月という短期間で制作されたというエピソードを持つ。続いて披露された「青春」は、弟の藤井尚之が作曲を手がけたもので、フミヤ曰く締め切りがタイトだったためかなりのムチャ振りを強いたとのこと。ゲストとして登場した尚之は、「しょうがないですね弟ってのは。言われたらかしこまりました!って言うしかない。唯一越せたのは身長だけでした」と弟らしいコメントを放つ。

尚之のサックスをバックに「青春」で情感豊かな歌声を聴かせたフミヤは、インフルエンザにかかった直後にPV撮影を行ったエピソードや、9月から行われるツアー「藤井フミヤ 30TH ANNIVERSARY TOUR vol.1 青春」について言及。ツアーの内容については「懐かしい曲もいっぱいやります」とキャリアの集大成的な内容になることを述べた。そして最後に新曲「夜明けの街」を歌い上げると、「じゃあな。また遊ぼうぜ」といつもの挨拶をファンと交わしステージをあとにした。

なおフミヤは今後、「情熱大陸 SPECIAL LIVE SUMMER TIME BONANZA'13」をはじめさまざまなイベントに出演するほか、8月7日には三重・伊勢神宮にて「第六十二回伊勢神宮式年遷宮奉祝『鎮守の里』コンサート」を開催。9月21日からはデビュー30周年記念ツアーを行う。

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