このイベントでは毎回同事務所に所属するAKB48メンバーが出演し、トークやライブなどを実施。7回目となる今回は、AKB48が2006年11月に1stコンサートを行った日本青年館大ホールで開催するということもあり、会場には大勢のファンが駆け付けた。
イベントはステージに内田、田名部、中田の3人が登場しAKB48の「Partyが始まるよ」からスタート。続いてステージにソファなどが設置されると3人はお題トークを展開し、恋愛や結婚観、さらに今後の夢などを語り合った。それぞれの好きな男性のタイプについて聞かれると、中田は「嫌いな食べ物を強制しない人」と男性のタイプというよりも好き嫌いが多いことを告白。続けて田名部は「ペアルックを着れる人」と独自の好みをアピールした。3人の中で一番理想のタイプが気になると言われていた内田は「一番求めるのは優しさ。私はすごくわがままだから許してくれる人がいい」と自己分析したうえで真面目に理想を語った。さらに男性の浮気について話がおよぶと中田は「浮気という名の“推し変”というのがあるじゃないですか。でも戻ってきてくれればそれでいいです」と語り懐の深さをアピール。ここで田名部がなぜかスーツ姿に着替えると中田とともに「3年目の浮気」をデュエットし会場を盛り上げた。
また今後の夢について聞かれると、内田は「小説も書いてみて楽しかったけど、やっぱり歌手になりたいのでもっと表現力を磨きたい」と宣言。田名部は「このままAKB48の中で独自路線を突っ走っていくのも気持ちいい。ゆくゆくはアクション女優を目指したい」と夢を語った。そして中田は「舞台をやらせていただいて声を大きく出すことを覚えました。ちゃんと気持ちを伝えるためには声を出さないといけないので、演技も歌も大きな声を出してどんどん挑戦していきたいです」と力強くアピールした。
さらに3人の夢が適正かどうかを判断するために占い師のゲッターズ飯田が登場。飯田の占い診断によると内田は「今年後半から運気が爆発的によくなる」とのことで、これには本人も笑顔を見せるが「心が60歳のお婆ちゃん」と言われるとさすがに複雑な表情を見せた。続いて田名部が「生まれたときから若干変態」と診断されると会場は大爆笑。しかし思い当たる節があるのか「若干変態」と言われた田名部本人もまんざらでもない表情を見せた。最後は中田が「ものまね芸人として成功する」と言われると、本人的には不満そうな表情を見せるが再び会場は大盛り上がり。だが「結婚すると一番いいタイプ」と言われると中田は満足そうな笑顔を見せた。
イベント終盤では歌のコーナーが展開。まずはソロコーナーからスタートすると、内田は「みんなで盛り上がれるアイドル曲」ということで松浦亜弥の「Yeah! めっちゃホリディ」をキュートに歌唱した。続いて登場した田名部は華原朋美の「I'm proud」を熱唱し抜群の歌唱力でファンを感動させた。そして中田は森高千里の「私がオバさんになっても」を歌唱。あまりにも森高にそっくりな歌声に「本当にものまね芸人になったら？」と言われるが、本人は恥ずかしそうに謙遜した。その後は3人でAKB48の「帰郷」「抱きしめられたら」「Bye Bye Bye」を息の合ったパフォーマンスで歌い上げ、大盛況の歌のコーナーを終えた。
エンディングでイベントの感想を求められると内田は「この場所をこれからも大切にしていきたい。そして3人とも夢に向かってがんばっていきます」と決意表明。田名部は「今日は会場も大きいしたくさんの人が来てくれるか心配だった。でもこうやって皆さんの笑顔を見ることができて幸せ。これからもMousaの日を続けていかないといけませんね」とイベントの継続を約束した。最後に中田は「3人だけでやるのは正直不安でした。でも皆さんが楽しみにしてくれていたのでなんとしてもやらなきゃなって。これからもしっかり夢に向かっていくのでたくさん背中を押してください」とファンに思いを打ち明けた。
アンコールでは浴衣に着替えた3人が登場。最後はAKB48の「僕の打ち上げ花火」を歌い上げ、盛りだくさんのイベントは幕を閉じた。
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