乃木坂46幕張握手会で新曲「走れ！ Bicycle」初披露

本日7月7日、乃木坂46のシングル「おいでシャンプー」発売記念全国握手会が千葉・幕張メッセにて行われた。

乃木坂46単独としては過去最大規模となった今回のイベントには、約8000人のファンが参加。学業のため欠席した市來玲奈、柏幸奈、中元日芽香を除く計30人の乃木坂46メンバーが出席し、約1時間半にわたるステージを展開した。この日は岩瀬佑美子と衛藤美彩が本日のMCを担当。岩瀬が「人が多いから緊張するね」と話すと、衛藤が客席に向けて乃木坂46コールを求める。そしてオープニングSEの「overture」が流れ終わると、ステージ上にメンバー30人が登場した。

メンバーは七夕にちなんだトークを展開。橋本奈々未は「今日は私の弟の誕生日なんです。でも、今日メールしても返事が戻ってきませんでした」、生田絵梨花は「去年は短冊に『もっとキラキラ輝けますように』ってお願いごとを書いたら乃木坂46のオーディションに受かった。今年は『もっとギラギラに輝けますように』って書きます」とそれぞれ語った。そして、この日1曲目となる2ndシングル「おいでシャンプー」を選抜メンバー16名で披露。欠席した市來のポジションには深川麻衣が入り、フレッシュなパフォーマンスで会場を大いに盛り上げた。

「おいでシャンプー」を歌い終えると、MCの2名に加え橋本、生田、中田花奈、星野みなみの6名でトークを展開。現在放送されているHTC JのテレビCMについて、橋本が「100回飛ぼうって目標があったけど、全然飛べなくて50回にした」が撮影秘話を話すと、続けて中田が「それでも飛べなくて、乃木坂46にちなんで46回にしたけど、それもダメで。最後はメンバーの数の33回にしたら飛べた」と撮影の裏側を明かした。

選抜メンバーに続いて、ステージにはアンダーメンバーが登場。イベントを欠席した柏と中元に代わって松村沙友理と斉藤優里が加わった17名で、「狼に口笛を」をパフォーマンスした。その後、メンバー30人が1人ひとり自己紹介を実施。今年20歳になる白石麻衣、松村、橋本、衛藤が全員揃って「永遠の17歳」と挨拶すると、ステージ上と客席から笑いが起きた。これを受けて、最後に挨拶した最年長の岩瀬が「永遠の17歳の座は渡さないからな！（笑）」と叫ぶと、さらに客席が沸いた。

若月の曲紹介に続いて、川村が振り付けのポイントを観客にレクチャーすると、この日3曲目となる「ハウス！」を歌唱。来場者にスペシャルプレゼントが当たる抽選会を経て、紫色のジャージに着替えたメンバー全員で「乃木坂の詩」を披露した。パフォーマンスを終えると、橋本は「今日は今までで一番来てくださった方が多いんじゃないかな。こんな大勢の人の前で踊れることってうれしいことなんだなって改めて実感しました」、生田は「みんなすごく盛り上がってくれたので楽しかったです。ペンライトが天の川みたいで奇麗でした」とコメント。続いて瞳を潤ませた桜井玲香が「本当にこんなにたくさんの人に集まってもらえる日が来るとは思わなかったし、こんなにイベントの規模が大きくなってビックリしてます。たくさんの人たちに支えられて、私たちは活動できてるんだなと実感しました。これからもっともっと大きいステージで、もっともっとたくさんの人たちに、もっともっと笑顔を届けられるように頑張ります！」と宣言すると、ステージ上のメンバーは涙を流しながら喜びの表情を見せた。

これでイベントは終了したと思いきや、会場が暗転。どよめく客席を前に、永島聖羅が「今日はいつも私たちを支えてくれているファンの皆さまに、とっておきのプレゼントを用意しました。私たちからのプレゼントを受け取ってください！」とアナウンスすると、ステージに白と紫の幕を持ったメンバーが現れる。音楽が流れ終わると同時に幕を持ったメンバーが下がると、その後ろからスパンコールの新衣装を着た新選抜メンバーが現れた。彼女たちは8月22日にリリースされる3rdシングル「走れ！Bicycle」を初披露。キラキラしたピアノの音色が印象的なアッパーチューンは早くも観客から受け入れられ、終始大きな盛り上がりとなった。

「走れ！ Bicycle」を披露し終えると、再びメンバー全員がステージ上に登場。中田や松村、深川、西野七瀬などは新曲初披露の緊張から解き放たれたためか、涙を流しながらホッとした表情を見せた。最後に桜井が「『走れ！ Bicycle』は今までの私たちにはなかったアップテンポの曲になってます。これからのライブでは、盛り上がる定番の曲になると思います！」と新曲について語ると、メンバー全員が客席に手を振りながらステージを降りた。