高橋ジョージ&真崎ゆか、渋谷で被災地への思いを歌う

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東日本大震災の被災地復興支援プロジェクト「Action for Nippon」のトークイベントが、4月12日に東京・渋谷にて行われた。

参加者と記念撮影する高橋ジョージと真崎ゆか。

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真崎ゆか

真崎ゆか

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「Action for Nippon」は渋谷公園通商店街振興組合が主催するプロジェクト。この日のイベントにはシンガーの真崎ゆかと宮城県出身の高橋ジョージが出演した。

地震発生から8日後に被災地入りしたという高橋は、約100人の観客を前に「それまでテレビで見ていた情報から、かなりの覚悟をして行きましたが、そこにはこれまで52年間生きてきて見たことのない光景が広がっていました」と、現地の様子を説明。そして「歌ってすごいなって思うのは、たとえ知らない曲であっても気持ちが伝えられれば聴く人の心を動かすことができる。だから、新人だろうがベテランだろうが演歌だろうがロックだろうが、全員がチャリティライブをやるべき。そうすることで、いろんな年代の人たちを少しでも勇気づけることができると思う」と、音楽の可能性について熱く語った。

イベントの最後には高橋が名曲「ロード」を、真崎が4月27日にリリースするニューシングル「もっと愛したかった」を披露。観客もじっくりと聴き入っていた。

真崎ゆか コメント

私が歌っているのは恋愛の曲が多いので、この状況で聴く人によってどう取られるかわからないし、私が歌うことはひとりよがりなんじゃないか、と考えたんです。でも、先日ファンの方から、停電で家族が集まっていたときに、私の着うたをかけたら、弟が曲を歌って、その場に笑顔が生まれたという話を聞きました。そして、今日、高橋さんのお話を伺って「ああ。私歌っていいんだ」と思えたんです。これまでも、もちろん「気持ちを届けたい」と思って歌ってきましたが、今日を境にその思いがより強くなりました。自分に出来ることは本当に限られているけど、それは無力ってことではないと思う。自分にやれることを貫き通せばいいと思えました。自分の周りはもちろん、もっと多くの人にこの気持ちを伝えていきたいです。

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