舞台挨拶は8:50からの初回上映終了後に実施。この模様は全国の映画館52スクリーンにて生中継され、大きな盛り上がりをみせた。
舞台挨拶には、映画内でもフィーチャーされた大島優子、前田敦子、篠田麻里子、板野友美、渡辺麻友、高橋みなみ、小嶋陽菜、柏木由紀、宮澤佐江、河西智美、峯岸みなみ、北原里英、秋元才加、指原莉乃、横山由依のAKB48メンバー15名と、寒竹ゆり監督が登壇。劇場に集まった多くの観客に向けて、高橋は「こんなに朝早くからだったので、みんな集まってくれるのか心配でした」とうれしそうに述べた。
また、映画を観た感想について小嶋が「ほかのチームの知らない部分があって、とても新鮮でした。映画が始まって10分で泣いちゃったし」と言うと、ほかのメンバーから「それは嘘だー!」というツッコミも。峯岸は「観終わっていろいろ思うことがあった。10年後にどう思うんだろうなぁって。そのときは、メンバーみんなで集まって観たいです」と、感慨深げに思いを口にした。
続いて、寒竹監督が「1年間彼女たちを撮影し続けて、私自身彼女たちのことが大好きになった。彼女たちのがんばりが10年後に報われる世の中になっていてほしい」とコメントすると、高橋が思わず涙するハプニングも。大島から「舞台挨拶でこんなに泣く人、初めて見た!」と笑いながら突っ込まれる一幕もあった。
その大島は、今回の撮影について「寒竹監督は私たちのすべてを受け入れてくれるから、なんでも話すことができました。それと、カメラマンさんが空気になってくれたので、カメラを意識しないで素になれた(笑)」とコメント。篠田は「自分の夢についてあまり話したことがなかったけど、自然に引き出してもらえた」と、恥ずかしそうに語った。
その後、柏木の故郷・鹿児島と指原の故郷・大分の各劇場とを音声でつなぎ、現地の観客とコミュニケーションを取った彼女たち。柏木や指原が語りかけると、「あっちゃん!」「こじはる!」といったほかのメンバーの名前を叫ぶ声が聞こえ、六本木の会場からは笑いが巻き起こった。
最後の挨拶では、高橋が「私たちは『会いに行けるアイドル』として活動していますが、アイドルでもあり人間でもあると。だから、みんないろんなことを考えてますし、一人ひとりがいろんな気持ちで動いているんだなと、この映画を観て感じました。メンバー同士の意識確認をすることができたし、考えていることを言葉にすることの大切さを学びました」と発言。さらに「AKB48を好きな方はもちろん、嫌いな方にもぜひ一度観ていただければ、AKB48の良さを知ってもらえるんじゃないかと思っています」と続け、初日舞台挨拶を終えた。
■【予告編】DOCUMENTARY of AKB48 to be continued / AKB48 [公式]
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音楽ナタリー @natalie_mu
AKB48記録映画初日舞台挨拶「嫌いな方にも観てほしい」 http://natalie.mu/music/news/43843