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Geroの夢が叶った「ちゃんげろソニック」熱狂の7時間半

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Gero

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4月16日に東京・新木場STUDIO COASTにてGeroが主催するライブイベント「ちゃんげろソニック2017」が開催された。

定刻を迎え、会場内のメインステージである「GOLD STAGE」にはステージ名にちなんで金色のスーツに身を包んだGeroが登場。彼は下ネタを交えてフロアのオーディエンスを笑わせながらも「いろんなアーティスト、いろんな音楽に触れてほしい」とイベントの楽しみ方を伝え、イベントの開会を宣言した。

野外に設置された「RAVE STAGE」のトップバッターを務めたのはPASSPO☆。彼女たちはグループの自己紹介的なナンバーである「7's Up」をパフォーマンスし、初見のオーディエンスにアピール。さらに各自が楽器を手に取ると「BAND PASSPO☆」として「WANTED」「Material Girl」といったロックナンバーを投下し、イベントの最初を華々しく飾った。野外のテントエリアに設置された「ENERGY STAGE」には流田Projectが登場し、「Butter-Fly」や「ようこそジャパリパークへ」といったアニソンのカバーで満員のオーディエンスを熱狂の渦へと誘う。さらに彼らは「最新のカバーです」という曲紹介から4月1日に放送がスタートしたばかりのアニメ「『進撃の巨人』Season 2」のオープニングテーマ「心臓を捧げよ!」を熱唱した。

GOLD STAGEには歌い手の天月-あまつき-が登場。彼は自身のオリジナル曲である「DiVE」やMONGOL800のカバー「小さな恋のうた」といった楽曲でさわやかな歌声を届ける。「ネバーエンド・ランド」ではフロアからも歌声が上がり、一体感のあるパフォーマンスが繰り広げられた。RAVE STAGEでGeroと蛇足のユニット・蛇下呂のライブが行われている中、GOLD STAGEではROOT FIVEのステージに。ROOT FIVEの4人は「大逆転エモーション」や「MERRY GO ROUND」といったアップチューンをパフォーマンス。キレのあるダンスでファンを魅了した。

会場内に用意された「Oh yeah! STAGE」には、YouTubeやニコニコ動画の配信者やDJが多数出演。DJ HACKは「1/3の純情な感情」「君が好きだと叫びたい」といった1990年代のアニソンをかけて、人だかりを作っていた。GOLD STAGEのきただにひろしのステージにはゲストとしてイベント主催者のGeroが参加。2人はお互いに視線を交わしながら「ウィーキャン!」を熱唱。Geroをステージから送り出したのち、きただには「ウィーゴー!」「ウィーアー!」とアニメ「ONE PIECE」の主題歌を連投。会場内を大いに盛り上げてステージをあとにした。

「Oh yeah! STAGE」のトリとして登場したのはゲーム実況者であるもこうと加藤純一の2人。緊張した面持ちでステージに立った彼らはミミズを育成するゲーム「Slither.io」をプレイし、1万点のハイスコアを目指したものの、結果は120点という結果に。またステージの後半では同じく動画配信者である恭一郎がゲストとして登場し、3人はGeroとの馴れ初めのエピソードを披露し、集まった観客を楽しませていた。

イベントの大トリを務めたのは、主催者・Gero率いる「Gero BAND」。一糸乱れぬ手拍子が響く中、Geroは「BELOVED×SURVIVAL」で1曲目からトップギアのパフォーマンスを繰り広げ、観客のテンションに火を点ける。「名古屋のデブ」ではフロアから盛大な“デブコール”巻き起こり、GOLD STAGEは大盛り上がりに。さらにGeroはゲストとしてCHiCOをステージに招き入れ、2人で「金曜日のおはよう」をデュエット。CHiCOをステージから送り出すと、入れ替わるようにきただにひろしがステージに現れ、2人は「The Bandits」で声を合わせる。歌唱後、Gero自身も「ヤバない?」と口にするほど豪華なコラボを連発してイベントを盛り上げた。

Geroは満員のフロアを見渡しながら「皆さんのおかげで夢が1つ叶いました。音楽を続けていてよかったなと思いました。そして音楽を続けられたのは、皆さんのおかげです。今日はありがとうございました」と感慨深そうに語り、最後は「空の青さと思い上がり」を高らかに歌い上げ、ライブをフィナーレに導いた。およそ7時間にわたるイベントを無事成功させたGeroは、オーディエンスに向けて「また遊ぼうや!」と声をかけ、ステージをあとにした。

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