「ホノルル駅伝」でアプガ2年連続完走!「武道館公演決定が活力に」

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5月22日(現地時間)にアメリカ・ハワイのオアフ島で「ホノルル駅伝&音楽フェス2016」が開催され、アップアップガールズ(仮)が2年連続で駅伝に出場。見事完走を果たした。

ゴールした直後のアップアップガールズ(仮)。

ゴールした直後のアップアップガールズ(仮)。

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今年で4回目となる「ホノルル駅伝&音楽フェス」。日本からのゲストランナーには昨年に引き続き出場したアプガのほか、アーティスト枠では仮面ライダーGIRLS、Brand New Vibe、郷ひろみが名前を連ね、それぞれ駅伝チームを結成した。また当初ライブ出演のみを予定していたSCANDALは、メンバーのMAMI(G, Vo)の体調不良のためライブを実施することができなくなったため、急きょ駅伝に参加することになった。

2度目のホノルル駅伝参加となるアプガは、仙石みなみ、佐保明梨、関根梓、新井愛瞳による「Team running alien」と、佐藤綾乃、古川小夏、森咲樹による「チーム参四五」という昨年とは異なる組み合わせの2チームを編成。関根と新井以外のメンバーは2つの区間を担当し、総計42kmの距離に挑んだ。さらに11月8日に東京・日本武道館で初の単独公演を開催することが決定している彼女たちは、トレードマークの(仮)Tシャツに「武道館公演開催決定」と大きく明記して駅伝参加者にアピールした。

開幕前に仙石は「今回はアーティストの皆さんや、的場浩司さん、よしもとの芸人さんのチームなど、著名人の皆さんのチームが何組か出演されているんですけど、体力面では皆さんに負けていないと思うので食らいついていきたい。去年よりアップアップで絶対に完走します!」と力強い意気込みを語った。また関根は「去年は初参加ということで緊張してたんですけど、今回は楽しみでしかないです。自己ベストが更新できるようにがんばります!」とコメント。一方、古川は「前日の夜にちょっと体調崩しちゃったんですけど、起きたらだいぶ回復してたのでなんとか安心してます。担当区間が長距離なのでハワイの絶景を楽しみながら走りたいです!」と笑顔を見せた。

スタート直後の新井愛瞳、森咲樹。

スタート直後の新井愛瞳、森咲樹。[拡大]

佐保明梨

佐保明梨[拡大]

駅伝は日の出前の5:30にスタート。一斉にランナーが走り出す中、第1走者の森と新井は笑顔のまま歩を進めて2区の中継地点を目指す。走ることが苦手という新井は自分のペースを守り、対する森は長身を生かした広めのストライドでペースを徐々に上げていく。およそ30分ほどで5.3kmを走破した森は第2走者の古川へタスキを渡す。遅れることおよそ8分で新井も2区へ到着。フラフラな状態の新井からタスキを受け取ったのは、昨年2区、3区を連続で走り抜いたアプガが誇る“アグレッシブクイーン”佐保。最長区間9kmの距離をものともせずに佐保は、先に飛び出した古川を抜き去ると、そのままのスピードを保ちながら昨年と同様に連続で3区に攻め込み、多くのランナーを苦しめる6.2kmの上り坂の難所へと足を踏み入れる。そして古川からタスキを受け取った「チーム参四五」の3区担当・佐藤も飛び出し、駅伝は中盤戦へ。

佐保はスピードを落とさずに3区を走り抜き、4区の仙石へバトンタッチ。アプガ唯一の陸上経験者である彼女はタスキを受け取るや否や、小柄な身体からは想像できないほどのパワフルな走りであっという間に彼方へと消えていった。対して「Team running alien」になんとか追いつきたい「チーム参四五」は、2区を走り終えた古川が4区に再登場。佐藤からタスキを受け取った。しかし仙石は途中強風に悩まされ、帽子を飛ばされてしまうハプニングもあったものの、その快走は止まらずに古川との差を広げていく。

終盤5区で仙石からタスキを渡された関根は、9.1kmの長距離に挑むことに。走ることが苦手な彼女に対して容赦ない日差しが降り注ぎ体力を奪っていく。一方「チーム参四五」は1区で会心の走りを見せた森が5区でも怒涛の追い上げを見せ、「Team running alien」は関根から仙石へ、「チーム参四五」は森から佐藤へとそれぞれアンカーにタスキが渡り、レースはついに最終盤へと突入した。

ゴールした直後の仙石みなみ。

ゴールした直後の仙石みなみ。[拡大]

6区6.3kmの道のりを経て、アプガ2チームのうち最初にゴール地点のカピオラニ公園に姿を現したのは「Team running alien」の仙石。彼女は併走するチームメイトの3人と共にゲートをくぐり、4時間6分10秒という記録を叩き出してレースを終えた。そして「Team running alien」に遅れること16分、疲弊しきった表情で佐藤がゴール付近に到着すると、最後はアプガメンバー全員で彼女を迎え入れ、7人で仲良くゴールした。なお「チーム参四五」の結果は4時間22分28秒。またBrand New Vibeは3時間41分12秒で参加アーティスト中最速タイムを記録し、郷ひろみチームは4時間10分17秒、仮面ライダーGIRLSは4時間47分33秒、SCANDALは4時間43分32秒という結果に終わっている。

Brand New Vibeによるライブの様子。

Brand New Vibeによるライブの様子。[拡大]

アップアップガールズ(仮)によるライブの様子。

アップアップガールズ(仮)によるライブの様子。[拡大]

レース後、アプガとBrand New Vibeはカピオラニ公園内の特設ステージにてフリーライブを開催。Brand New VibeはリーダーKEIの軽快なトークでオーディエンスを沸かせたあと、メンバーの自己紹介ソング「Brand New Vibe」や「ライバル」「Dive to Summer!!」を歌い上げた。アプガはファンツアーで参加していたファン、“アプガファミリー”からの熱い声援を受けながら「アッパーレー」「パーリーピーポーエイリアン」「アッパーカット!」「チョッパー☆チョッパー」「サマービーム!」のキラーチューン5曲を青空のもと熱唱し、集まった大勢の観客を音楽でも楽しませた。

終演後、仙石は今回の駅伝を振り返り「武道館公演も決まったので泣き言は言ってられないし、それが逆にすべてに対して活力になってます。だから今回の駅伝も『完走できなかった』なんてことは絶対にあり得なくて。駅伝だけじゃなくて、この先、自分たちの行動のすべてが武道館の結果に直結するんだろうなって思ってます」とコメント。古川は「来年も出演できたら、ほかのゲストチームにも勝って駅伝でも芸能人ナンバーワンを目指したいと思います。この1年でみんなパワーアップしたという実感はあるので、駅伝だけじゃなくライブでももっと力強いものを見せていきたいです」とグループに対する思いと決意を新たにした。

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