「EDP」でBEMANIシリーズ150曲披露、音ゲーファン歓喜の1日

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3月5日に東京・豊洲PITにてライブイベント「EXIT TUNES DANCE PARTY 2016-SOUND VOLTEX FLOOR ANTHEM & beatnation summit-」が開催された。

「EXIT TUNES DANCE PARTY 2016-SOUND VOLTEX FLOOR ANTHEM & beatnation summit-」の様子。(提供:EXIT TUNES)

「EXIT TUNES DANCE PARTY 2016-SOUND VOLTEX FLOOR ANTHEM & beatnation summit-」の様子。(提供:EXIT TUNES)

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このイベントにはKONAMIの音楽ゲーム「BEMANI」シリーズにゆかりのあるアーティストやゲストが多数出演。今回の「EDP」には音楽ゲーム「SOUND VOLTEX」シリーズで活躍するアーティストも参加し、場内には多数の音ゲーファンが詰めかけた。

「EXIT TUNES DANCE PARTY 2016-SOUND VOLTEX FLOOR ANTHEM & beatnation summit-」の様子。(提供:EXIT TUNES)

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この日のイベントは「SOUND VOLTEX」のタイトル保持者であるえつや氏とBoll氏によるエキシビジョンマッチでスタート。会場中のオーディエンスの注目が集まる中、2人は華麗な指さばきでスコアを競い合い、ライブ開始前のフロアのテンションを上げた。イベント本編は、t+pazoliteとC-Showの2人よる「Crack Traxxxx」で幕開け。ke-jiやlapix、kanoneといったトラックメーカーが次々登場し、「SOUND VOLTEX」の人気曲を怒涛の勢いで投下していく。またイベント序盤からdj TAKA、kors kといったアーティストもゲストとして現れ、身振り手振りを交えてフロアの観客を煽っていた。cosMo@暴走Pはゲームファンの間で名曲と名高い「For UltraPlayers」をかけて、オーディエンスを熱狂の渦に巻き込む。また黒魔はBPM200超えの「大宇宙ステージ」を叩き込み、フロアのお祭り騒ぎに拍車をかけた。

「EXIT TUNES DANCE PARTY 2016-SOUND VOLTEX FLOOR ANTHEM & beatnation summit-」の様子。(提供:EXIT TUNES)

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イベント後半は、KONAMIから誕生した音楽レーベル「beatnation」や「beatnation RHYZE」所属のアーティストを中心に「BEMANI」シリーズの楽曲が次々と披露される。P*Lightは「こんなにたくさんの音ゲー好きが集まる機会はもうないかもしれない」と感慨深そうに語り「Second Heaven(P*Light Remix)」をプレイ。曲中、客席から「Somebody scream!」という叫び声が上がるなど、一体感のあるパフォーマンスが展開された。DJ YOSHITAKAのステージではwacがキーボードで参加。DJ YOSHITAKAが「JOMANDA」や「VALLIS-NERIA」など次々と人気曲をかけていくと、wacは楽曲に合わせて衣装を変えながら演奏に参加し、場内を沸かせていった。

猫叉Master(奥)と霜月はるか(手前)。(提供:EXIT TUNES)

猫叉Master(奥)と霜月はるか(手前)。(提供:EXIT TUNES)[拡大]

猫叉Masterは「気を抜けるのはここだけだよ」と観客に声をかけ、スロウテンポな楽曲をかけて場内をリラックスしたムードに変える。ゲストボーカルに霜月はるかを迎えた「Element of SPADA」では、フロアのペンライトが青一色に染まった。L.E.D.のステージではDJ TECHNORCHが登場。“DJ TECHNORCH Vs. L.E.D.Light-G”名義の楽曲「真 地獄超特急 -Hell or Hell-」をかけてフロアを熱狂させた2人はステージ上で力強く抱き合い、万雷の拍手を浴びていた。

「EXIT TUNES DANCE PARTY 2016-SOUND VOLTEX FLOOR ANTHEM & beatnation summit-」の様子。(提供:EXIT TUNES)

「EXIT TUNES DANCE PARTY 2016-SOUND VOLTEX FLOOR ANTHEM & beatnation summit-」の様子。(提供:EXIT TUNES)[拡大]

左からdj TAKA、Ryu☆、kors k。(提供:EXIT TUNES)

左からdj TAKA、Ryu☆、kors k。(提供:EXIT TUNES)[拡大]

DJ YOSHITAKAとSota Fujimoriによるユニット・VENUSは、イベントですっかりおなじみとなった「FUJIMORI-祭-FESTIVAL」「I・MA・SU・GU ALL RIGHT!」をパフォーマンス。「恋愛観測 -VENUS Mix-」歌唱の際には、オリジナルバージョンを歌うNU-KOが現れ、DJ YOSHITAKAとのデュエットを披露した。ライブ終盤の最終ブロックではdj TAKA、Ryu☆、kors kの3人がステージへ。彼らは“kors k Vs. dj TAKA”名義の「Decade」や“dj TAKA VS Ryu☆”名義の「Blue Rain」などのコラボ曲を矢継ぎ早に繰り出して、イベントのフィナーレに向けて会場内のテンションを引き上げていく。またステージ上では、Ryu☆のリミックスコンテストで最優秀賞を受賞した2組が発表された。Ryu☆が見守る中、TAKU1175 feat. かなたんが「Din Don Dan(Fusion Remix)」を、しーけーが「The star in eclipse」をパフォーマンスすると、会場は彼らを祝福する拍手であふれた。その後はkors kのデビュー曲「Clione」、Ryu☆のデビュー曲「starmine」、これら2曲が収録された「beatmaniaIIDX 4th style」にdj TAKAが提供した「ABSOLUTE」の3曲がノンストップで届けられ、ライブはクライマックスへ。本編最後の曲「朧(dj TAKA Remix)」が終わるとdj TAKA、Ryu☆、kors kの3人はハイタッチをして、ステージをあとにした。

SUPER STAR 満-MITSURU-(提供:EXIT TUNES)

SUPER STAR 満-MITSURU-(提供:EXIT TUNES)[拡大]

アンコールでは、SUPER STAR 満-MITSURU-とすーぱーアイドル☆ミツル子が登場。彼らが「She is my Wife」を歌う中、この日の出演者がステージに集結し、イベントはフィナーレを迎えた。最後にDJ YOSHITAKAは「『SOUND VOLTEX』のみんなと僕らが、皆さんに囲まれて演奏する。TAKAさんと俺はね、これがやりたかった」と話し、150曲以上が披露されたイベントの成功をオーディエンスとともに喜んだ。

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