おとぎ話が移籍、変革の狼煙上げる2年ぶりニューアルバム

おとぎ話がfelicityに移籍し、2年ぶり7枚目のアルバム「CULTURE CLUB」を2015年1月14日にリリースすることが決定した。

このアルバムには、昨年行われた映画祭「MOOSIC LAB 2013」にてグランプリを獲得した山戸結希監督映画「おとぎ話みたい」の挿入歌「COSMOS」など11曲を収録。サロンミュージックの吉田仁が共同プロデューサー、木村豊がアートディレクターとして名を連ねている。ポップでファニーなこれまでのイメージから、エッジの効いたサウンドにシフトチェンジした、おとぎ話の変革を感じさせる1枚だ。

felicityのYouTube公式チャンネルでは、山戸結希が監督した収録曲「COSMOS」のビデオクリップを公開中。水谷豊と伊藤蘭の娘として知られ、映画「おとぎ話みたい」で主役を演じている趣里がPVにも登場する。監督はこのPVについて「『おとぎ話みたい』の主人公・高崎しほの人生の、ある一瞬の続編です。おとぎ話さんの、夢のような音楽は、いつでも具体的にだれかの人生を照らしています。その音楽を、光の中に具体的に描出することを心がけました」と説明している。

なお、おとぎ話はこの作品の発売日に、東京・新代田FEVERでリリースパーティ「New Moon,New Moon～BluesとBlues～」を開催。このイベントにはおとぎ話のほか曽我部恵一も出演する。また2月からは全国ツアーも実施。札幌、名古屋、大阪のラスト3公演はワンマンライブとなる。