古市コータロー祝50歳!コレクターズVSビザールメン大盛況

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THE COLLECTORSのギタリスト・古市コータローの50歳の誕生日を祝し、THE COLLECTORSと古市が率いるKOTARO AND THE BIZARRE MENの対バンライブ「KOTARO 50th BIRTHDAY LIVE "SWEET ROAD TO YOUTH" 追加公演」が昨日5月30日に東京・赤坂BLITZにて開催された。

古市コータロー(撮影:柴田恵理)

古市コータロー(撮影:柴田恵理)

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若旦那こと古市コータロー。(撮影:柴田恵理)

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THE COLLECTORS(撮影:柴田恵理)

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赤いベストにネクタイを締めたそろいのスタイルで登場したKOTARO AND THE BIZARRE MENは、古市がトランペットを弾いてみせるというサプライズを盛り込んで「ブラック・サンド・ビーチ」からライブを開始。古市とキタシンイチ(The JFK / G)は腰を左右に振りつつ、加藤ひさし(B, Vo)とオカモト"MOBY"タクヤ(SCOOBIE DO / Dr)のリズム隊が生むビートに乗せてギターを響かせる。加藤の「貢いでも貢いでも、実らない恋がある……そんな歌を歌います」という前振りから「5x5 午後しか逢えない彼女」がプレイされたあとは、加藤が半ば唐突に「50歳おめでとう」と言い、古市が「ありがとう」と返すという微笑ましいやり取りも。古市はこの日の公演がソールドアウトしたことに触れ「平日にブリッツ、ちょっと悩んだんだけど勝負してよかった。ありがとう!」とファンへの感謝を伝えた。

その後は魚介類が歌詞に登場するコミカルな「東京湾オンリーワン」、“テス湖のゆるキャラ”テッシーが古市に渡す悩み相談を彼が読み上げ、ブレイクで一言ツッコミを入れる「贅沢な悩み」と続く。古市がハンドマイクで熱唱した加山雄三「君といつまでも」では、「幸せだなァ……50歳になりました。幸せです! こんなにみんなが集まってくれて。僕は死ぬまでギターを弾きまくってやるぞ、いいだろう?」という“若旦那”の語りが観客を沸かせた。

THE COLLECTORSのステージの前には、古市の誕生から現在までをボリューム満点の写真でたどるスライドショーが上映される。そこへ阿部耕作(Dr)、サポートベーシストの山森 JEFF 正之(THE ORANGES / ex. ザ・シャムロック)、黒スーツでキメた古市が登場し大きな歓声が上がると、加藤がマイクスタンドへ駆け寄り「NICK! NICK! NICK!」を歌い出した。序盤は「MILLION CROSSROADS ROCK」「TOO MUCH ROMANTIC」とアッパーなナンバーが畳みかけられ、オーディエンスはパワフルな演奏と歌声を全身で楽しむ。

「春鳥の羽ばたく空」がドラマチックに演奏されたあとのメンバー紹介では、加藤が古市を指して「30年以上ずっとそばにいますね。コータローくんです」と愛情あふれる紹介を行う。さらに彼は幅広い年代のファンが集結したことに喜びを表しながら「ロックンロールは永遠だね。コレクターズ続けていかなきゃいけないね」としみじみと語った。

最後のブロックでは古市がメインボーカルをとる「マネー」、盛大なハンドクラップが起こった「TOUGH」などが披露される。「GROOVE GLOBE」ではひときわ大きな加藤のアクションがオーディエンスを高揚させた。「最高だ! 素晴らしい。今日は気持ちがいい」とライブの充実具合をあらわにした加藤は、レコーディングで煮詰まっていたことを明かし「いい日になった、ありがとう」とフロアへ感謝する。そして「世界を止めて」が始まると「みんな一緒に歌おう」と告げ、ファンが合唱する冒頭部分に耳を傾け、自身もそれに加わって本編ラストナンバーを絶唱した。

アンコールではまず古市以外の3人がステージに姿を見せ、「ハッピー! ハッピーバースディパーティ」をプレイ。曲中の「コータロー!」という加藤の呼び込みを受けて現れた古市は、ローディに扮したアイゴンこと會田茂一がギターを渡そうとするのを制し、そのままギターを弾くよう促した。アイゴンと加藤がツインギターを鳴らしていると、そこへthe pillowsの面々がバースデーケーキを運びにやってくる。彼らは古市がローソクの火を吹き消すのを見届けると、特にコメントも残さないままアイゴンとともに笑顔でステージをあとにした。会場が祝福ムードでいっぱいになる中、ライブは「CHEWING GUM」「僕はコレクター」で盛大な盛り上がりを見せて終了した。

「KOTARO 50th BIRTHDAY LIVE "SWEET ROAD TO YOUTH" 追加公演」
2014年5月30日 赤坂BLITZ セットリスト

KOTARO AND THE BIZARRE MEN

01. ブラック・サンド・ビーチ
02. 金髪のジェニー
03. 5x5 午後しか逢えない彼女
04. かわいいなフィリピーナ
05. 東京湾オンリーワン
06. 贅沢な悩み
07. テスコの部屋
08. Red Monkey Grip
09. 君といつまでも
10. Crazy Driving
11. 伊達直人

THE COLLECTORS

01. NICK! NICK! NICK!
02. ロボット工場
03. MILLION CROSSROADS ROCK
04. TOO MUCH ROMANTIC
05. DA! DA!! DA!!!
06. Stay Cool! Stay Hip! Stay Young!
07. プロポーズソング
08. 春鳥の羽ばたく空
09. マネー
10. 未来のカタチ
11. TOUGH
12. GROOVE GLOBE
13. 世界を止めて
<アンコール>
14. ハッピー! ハッピーバースディパーティ
15. CHEWING GUM
16. 僕はコレクター

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しばたえり @shiva_eri

一昨日の古市氏祭り!楽しかったー*\(^o^)/* >>>ナタリー http://t.co/uQyOSfbZA6

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