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吉田大八「羊の木」が釜山映画祭でキム・ジソク賞を獲得、「本当にラッキー」

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スピーチを行う吉田大八(左)。

スピーチを行う吉田大八(左)。

吉田大八が監督を務める「羊の木」が第22回釜山国際映画祭にて、本年度より新設されたキム・ジソク賞を獲得した。

映画祭の創設者である故キム・ジソクの名が冠された同賞は、アジア映画の窓部門で上映された作品の中から2作品に贈られるもの。10月21日に行われた授賞式には吉田が参加し、トロフィーを受け取った。壇上で吉田は「僕は今年初めてこの映画祭に来たので、残念ながらキム・ジソク氏とは会ったことも、もちろん直接お話したこともありません。しかし、彼を知る人たちからの話や、この素晴らしい映画祭の盛り上がりを通じて確かに彼を感じることができます。この賞、そしてこの映画祭に関わるすべての皆さんに感謝します」とスピーチ。

授賞式後のインタビューで吉田は「釜山国際映画祭には初めて来ましたが、最初の機会でこんな大きな賞をいただき、本当にラッキーだなと思っています」と喜びのコメント。また今後について「しばらくは『羊の木』の公開に向けて、宣伝活動をがんばっていきたいと考えていますが、この2年間くらい映画2本と舞台をやって忙しかったので、しばらくちょっと充電しながら次やることをゆっくり考えたいと思っています。せっかくこんな大きな賞をいただいたので、第1回受賞者として恥じないような映画をこれからも作っていきたいと思います」と展望を語った。

「羊の木」は2018年2月3日より全国ロードショー。山上たつひこが原作、いがらしみきおが作画を担当した同名マンガが原作で、錦戸亮、木村文乃、松田龍平、北村一輝、優香、市川実日子、水澤紳吾、田中泯らが出演する。

(c)2018『羊の木』製作委員会 (c)山上たつひこ いがらしみきお/講談社

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