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北野武「アウトレイジ 最終章」で西田敏行に翻弄されたこと明かす、大森南朋は歓喜

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「アウトレイジ 最終章」ジャパンプレミアの様子。

「アウトレイジ 最終章」ジャパンプレミアの様子。

アウトレイジ 最終章」のジャパンプレミアが本日9月25日、東京・イイノホールにて開催され、監督の北野武ら計13人が登壇した。

北野がビートたけしとして主演を務める本作は「アウトレイジ 」シリーズの最終章。イベントには北野のほかにキャストの西田敏行大森南朋ピエール瀧松重豊大杉漣塩見三省白竜名高達男光石研池内博之金田時男岸部一徳が登壇した。

「最終章にしたのは長続きさせれば死んだ人がもう一度出てくることになりそうだから」と述べる北野は「ヨーロッパに行くと『武は最近バイオレンス以外に興味ないのか』と聞かれる。もちろん興味はある。だから次は純愛映画をということで小説を書いたらまぐれでけっこう当たって。これをやってもし失敗して、もう1回挑戦して失敗したら、そのあとバイオレンス映画に戻ろうと思います」と次回作の構想を語る。続けて「ありがたいことに僕の映画は日本を代表する役者さんが出演をOKしてくれる。台本さえ渡せば現場は勝手に進行してしまう。まあ西田さんのアドリブには困らされましたが」と笑顔で現場の様子を暴露する。

西田は「この映画の撮影は、頸椎亜脱臼で4カ月間の病院生活が終わった直後に始まったんです。塩見三省くんも脳出血から復帰したところでお互いにリハビリをしながらの撮影になりました」と振り返る。また西田は「初日は2人ともみんなに抱えられながらの撮影だった。北野監督に支えられた」と感謝の念を伝え、「振り向くとき僕は首が回らず、体ごと回っていますので、そういうところも観てほしい」と冗談交じりに述べた。

「アウトレイジ」シリーズが始まったとき出演のチャンスはないものかと思っていたと言う大森は「ふたを開けてみれば加瀬亮くんが出てまして……嫉妬を覚えました。そして第2作では僕なりに行動をしたんですが引っかからず、桐谷健太くんや新井浩文が出ていて……恨みつらみが膨らんでいきました」とこれまでの経緯を語り、「だから最終章が作られると聞いたとき、すごくアプローチさせていただきました。やっと出演ができ、本当に夢が叶った。最高の感情を持って現場にいられました」と作品への熱を語った。

瀧は北野組に初参加したことに触れ「僕も顔面には自信があったんですけど諸先輩方と並ぶとまだまだだなと」、2012年公開の「アウトレイジ ビヨンド」にも出演している松重は「次があると思いながら過ごす5年間は楽しかった。これからどうやって生きていこうかと思っている」とそれぞれジョークを織り交ぜつつコメント。本作が10回目の北野作品への参加だと言う大杉は「地方などで『アウトレイジ』1、2観たよ』と地元の方に言われることがあるんですが、僕は1と2には出てません。でも『出てません』とは言えなくて……やっと『出たよ』と言える」と喜びを明かした。

前作にも出演している友人で実業家の金田の演技に関して北野は「前作では、地震などの関係で台本を渡してから1年半ほど経ってからの撮影になってしまった。その間ずっと奥さんを相手に練習をしていたそうで、奥さんが何かを持っていくたびに『大変だったな大友』とセリフを言って、奥さんはノイローゼになったと。それで終わったと思ったら今度は最終章で、奥さん本当に悩んでいました」と裏話を披露し、会場の笑いを誘った。

「アウトレイジ 最終章」は10月7日より全国ロードショー。

※「アウトレイジ 最終章」はR15+指定作品

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